昨日まで上野で行われていたモネ展、会場に書かれていた言葉をメモってきたので、よかったらモネの世界を言葉を通して少しでも感じて頂けたらと思います♪( ´▽`)
私の眼はしだいに開かれた
自然を理解し愛する事を知ったのだ
~クロード・モネ~
モネの絵の世界は現実世界を幻想世界、眼に見えない世界を重ねて観たかのような印象を受けました。(晩年の作品は特に)
愛というのはまさに眼に見える世界の裏側までも見通す力を持っているのかもしれませんね(^-^)/
繊細におぼろげな世界をあんな淡い色彩で描けるのは、すごいです*\(^o^)/*
モネは眼にすぎない
でもなんという眼なのか?
~セザンヌ~
セザンヌ展に以前行った事もあり、セザンヌのあの世界観は知っていますが、そんなセザンヌさえもモネの絵の世界を絶賛しています(^-^)/
クロード・モネが風景を描くように
人物を描けたら!
~フィン・セント・ファンゴッホ~
ゴッホは、沢山の自画像を残していることで有名ですが、モネを称賛していながら、ゴッホが自画像や人物画にこだわっていたことを意味しています(・ω・)ノそんな二人が追求した世界をモネの言葉がヒントをくれていました(・ω・)ノ
要するに
私は海に夢中になっているのです。
しかし、言うまでもなく
本当に海を描こうと思ったら
海を毎日、
あらゆる時間に
同じ場所で観なければ
そこでの海の命を知る事は
できません。
~モネからアリス・オシュデへの手紙~
モネもゴッホもその対象にこだわって描くことによって、それぞれが感じた「命」の瞬間を絵にしよう、捉えようとしていたのではないかと感じました(((o(*゚▽゚*)o)))
彼の眼と指に満ちる
神秘的な眩さに浸すだけで
この蔑むべき現実は
宝石と微笑が花開く甘美なる楽園に
変容する
~アルベール・オーリエ~
こないだ観たシャヴァンヌは天使や芸術の神のいる楽園、理想郷を描いたのに対して、モネはまさに自然の中に湧き立つ楽園の世界を敏感に感じ取り、描き出すことに成功したのではないかと思えてきました(・ω・)ノ
私はこの眼が眩むような
輝きの中に溺れています
~ステファヌ・マラルメ~
この世界は光からできています。そのことに描きながら気づき、この光の世界の美しさを感じるきっかけを与えてくれるまさに導き手としての偉大な画家なのだと思います(・ω・)ノ
彼は自然の中に生き
その変幻極まりない
形態の無尽蔵の魔法に幻惑され
その耳は聴こえぬ音楽に
歓喜した
~オクターヴ・ミルボー~
モネの絵に対する情熱とその態度を想像するのに十分な言葉だと思います(・ω・)ノモネが高らかに唄い、その響きの中にいるイメージが浮かびました(((o(*゚▽゚*)o)))
先駆者モネの眼は
私たちの眼を導き
進歩させ
この世界をより深く知覚させてくれる
~ジョルジュ・クレマンソー~
今回、ピカソ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなどの作品も数点観ることができましたが、それぞれにタッチに違いが見事なほどに違いを観ることができました(・ω・)ノ
その中でもモネの作品は、他の画家が絶賛する程の極みに達していたのではないかと思います(≧∇≦)
ギリギリまで行こうかどうしようかと思ってましたが、行ってよかったです♪( ´▽`)
今回、作品のほとんどが上野の国立西洋美術館と箱根のポーラ美術館所蔵のものを合わせての展示なので、観ようと思えば、日本にあるものなので、観にいけると思います(・ω・)ノ