サッカー、
フランス
ワールドカップの出場を決めるイラン戦
延長Vゴール方式が決まった時、
それまで今まで一度も
試合に出場しなかった
岡野が呼ばれた。
岡野はここで呼ばれるな
と願っていたらしい。
岡野に与えられた指令は
ゴールを決めてこい。
岡野は中田から何度も
パスを受けるが決めきれない。
それでも中田は岡野のディフェンスの裏を
抜ける足を信じて…
外しても外しても
中田は岡野を信じ、パスし続けた。
岡野は中田を信じ、走り続けた。
~TBS スポーツ感動の絆SP
あの涙の物語を再び・・・
W杯を決めた 中田&岡野の絆より
3月23日放送~
岡野曰く、
中田が自分を信じてパスし続けてくれなければ、
今の自分はいないと。
あの後辞めていたと。
中田も彼の足でしか
あの時のゴールはなかったと。
人の持つ才能とは
お互いの力が上手く噛み合っての話。
岡野は追い込まれながらも
中田のパスに走り続けた。
彼は試合の中で、
何度もゴールを外しながら
成長していたんだと思う。
それができたのが、
中田の存在である。
たぶん人が成長できるのは
放さないていてくれる手を
見つめ続ける思いを
愛の鼓動を
感じながらでしか
安心して伸びていかないのではないか?
つながりの中で安心感を感じることで、
それ以外の部分に変化が起こるのではないか?
何度でも
失敗しても
信じたイメージの中で
生きる。
そしてそこで初めて
泥の中で美しく咲く蓮の花
が現れるのだろう。