東京オリンピックが1年延期で開催された今年は人生の折り返し点。
自分にとってターニングポイントとなる年にしたいと思っていました。
でも、自分を取り巻く環境をきちんと把握できていなければ、
どこに自分の身を置くかも曖昧なままになってしまうだろうと思い、
昨年から少しずつ思いついたことはまず行動を起こしてきたところ
です。
コロナ禍が思わぬ転機になったことも事実ですが、
家にいることが多くなった分、自分を振り返る時間も増えました。
自己表現力が足りないので、声をかけていただいたことには
迷わずやってみて、アウトプットできたことがいくつかあります。
・手話動画への出演
・きこえない女性のライフキャリアについて書く
・コロナ禍で困ったことと問題提起
そして、かねてより関心があったきこえない人の就労とキャリアに
ついて、専門的に学びたいと考え、某施設で実習を受ける機会を
得ることができました。
そこで学んだことは、
「自分と他人は違うからこそ、お互いに向き合い、丁寧に
コミュニケーションを取ることが大切」
「相手を知ることは自分を知ることであり、人から学ぶことで
成長していく」という基本的なことですが、
自分はどうあるべきか、自分は何ができるのか、結果的にその答えは
自分自身が持っているということに気がついたのです。
そして、今まで自分が積み重ねてきたことが間違っていないのだという
確信も持てるようになりました。
「今のあなたでいいんだよ」と背中を押してもらい、
大きな一歩ではなく、少しだけ前に踏み出せそうです。
暑い夏ですが、心が軽くなってスキップしたくなる、そんな気分でいます。
by マルセリーノ
