社会とは一体なんだろうか。この小説の舞台は狭いアパートだ。川を二つ越え、私は日々を営んでいた。大学卒業後、働き始め、経済力がついてきた。好きになること、二人暮らし、戸籍などへの疑念、小説に取り組むなかで、私はなにを捨て、なにを掴んでいくのだろうか。無冠の帝王が描く、純粋素朴な社会派小説。

らしい。読んでから1ヶ月以上経ってるから詳しい内容が思い出せなかったけど、すごーく主人公に共感できました。
おこがましいけどたぶん人類をざっくり分類分けするなら山崎ナオコーラさんは同じ人種。