今日は、ちょこっと時間があるので、ちょいと植え替えの様子をまとめておきました。
確か3年前の立春大市で800円で買った記憶があります。
他に3000円くらいの海棠も買って、合わせて500円くらいまけてもらったような…
剪定とか、先にお手入れがある場合は、植え替え前にやっておいたほうがいいですね。
で、鉢から抜きます。
まずは、この周りの根っこを軽く切ります。
この時点であまりガッツリ切りすぎると、
重要な根を切ってしまう可能性があるので、
ま、周った根だけ切る感じですね。
次は底根を切ります。
おっと、木と鉢を固定していた針金がまだそのままですね。
先に取っておかないと、ハサミを痛めますので、取っておきましょう。
次は、土を掻き落として、根を捌いていきます。
木の中心から、外に向かって、櫛でとかすように丁寧に土を落としていきます。
木が大きかったり、根がもっとある場合は
ここで根を切り詰める → 土を掻き落とす → ジャバジャバ洗うを繰り返します。
で、こんな感じになったら、底根をもっと切り詰めます。
カエデ等根張りをよくしたい木は根を横に伸ばしたいですね。
それに、根張りがよくなってくると、幹の真下には水遣りで水が回りにくくなってきます。
そこに重要な根があると、枯れる恐れがあるので、
底根は徹底的に切ります。
買ったときは、もっとボーボーの根でしたが、
3年かけてここまで処理できるようになりました。
ボーボーの根をいきなりここまで切り詰めると危険ですので、
少しずつ切り詰めていきましょう。
周りの根ももう少し切り詰めて、いよいよ植え付けです。
ここで、植え付け角度や位置を見ておくといいですね。
敷く用土の量も見当がつくと思います。
底に敷くゴロにゼオライトを混ぜています。
ゼオライトは、余分な水を吸収し、周りが乾くと、その水を放出すると聞きます。
なので、根腐れ防止に効果があるんじゃないかと思います。
まだ確信をもってやってるわけではないので、参考までに。
底根をなくしていますので、中央を盛りめにしておきます。
適当な鉢がないので、また元の鉢に。
いまいちですけどね。
じゃ、木を鉢にとめていきます。
前にも書きましたが、もう一度。
だいたい1mmから1,2mmくらいの針金を使ってます。
これを2・3か所やれば木はとまるでしょう。
この時に、木が鉢の正面からズレたりしますので、
注意しながらやりましょう。
根が少ないと、うまくできないですね。
そんな時は、1.5mmくらいの針金をフックにしないで直角に曲げて
根っこを押さえると、意外と動かなかったりします。
竹串等で軽く突いて根の隙間に土が入るようにします。
あまり突きすぎて、根を痛めないようにですね。
鉢縁から少し少なめに土を入れておきます。
茶色の水=微塵が残ってると、水はけが悪くなりますので、
何回か繰り返して、微塵を抜きます。
何回か前に記事に、作り方とか載せてますので、そちらを参考に。
で、ミズゴケをヘラでギュット押さえて
こんな感じでしょうか。
ってか、今日植え替えました(笑)
次はいつ更新できるかわかりませんが、
ボチボチ植え替えはできてます。
去年にほとんどの木を植替えしてるので、
今年は素材の木は植え替えしないでおこうと思っているので、
去年ほど忙しい植え替えではなさそうです。
ただ、4月になってから植え替えようと思っているクチナシや
5月に植え替える予定のチリメンカズラやキンズに
鉢が残っているかが心配です。
ま、ゆっくりやりましょう。 焦って植え替えても木を痛めるだけですからね。
丁寧な作業が、いい木を作る近道ですね。
ではまた。