スーパー耐久デビューをはたしたシュン君によるレポ | GOODSMILE RACING 広報ブログ

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先週、華々しくスーパー耐久にドライバーとしてデビューしたシュン君ですが、いったいどんなレースをしたのか? シュン君本人からレポートが届きましたので、ご紹介します!
 
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もう1週間たってしまいましたが、僕にとってS耐デビュー戦となりました鈴鹿戦を振り返っていきたいと思います。
 
まずは、応援そして心配していただいた皆様、ありがとうございました!
 
 
今回のレースはとにかく初めてのことだらけでした。初S耐、初の箱車での雨、初のナイトセッションでの走行。

 
ついでに、ピットウォークにしっかりドライバーとして参加するのも初!(^^)
これは結構さみしかったですよ(笑)
 
そしてレースの方ですが・・・。
 
作戦を聞いた時点で僕は固まりました・・・。
片岡選手がプラチナドライバーのため、走れる時間が限られているので、僕が2スティント走るという作戦です。
 
なんとなく予想していたものの、いざそれが決定するとかなり緊張しましたね。
 
 
決勝前の写真ですが、スタートドライバーでもないのに顔が緊張してます (笑)
 
そして決勝。2スティントを無事に走りきることが出来ました。
 
まず、最初のスティントでは初めての箱車でウェット走行だったので、コースイン直後はウルトラ慎重に走りました。
 
重たい車での雨は、どんな動きをするのかわからなくて、正直すごく怖かったのですが……。
思っていたよりも安定していて、少し安心してました。
 
その後は慣れてきて、攻めて走れるようにもなりました。
 
予定通りにピットインし、片岡選手に交代。
 
片岡選手はさすがです。ラップタイムもペースも良く、ポジションも上がってきました。
あの混雑している中での安定感は、車載映像などを見てしっかり勉強しないとです!
 
片岡選手のスティントが終わり、再び僕にドライバー交代。
 
一回目のスティントで慣れたので、その感じで走ろうと思っていました。
 
しかし、コース上の雨量は予想よりもかなり多く、アウトラップのダンロップコーナーでハイドロを起こし、横を向いた時は心が折れかけました。
 
その後も雨は多く、さらに暗くなってきて、視界は今まで経験したことのないくらい悪く、何度もハイドロで横を向きました。でも、なんとしてでも完走するぞという気持ちで走りきることができました。
 
結果は6位でしたが、まずは無事に完走できたこと、ラップペースもそんなに悪くなかったことは自信になりました!
 
 
練習時間が限られていて、今回ドライでの走行は15周程でしたが、2年前のテストやGSRファン感謝祭でZ4に乗せていただいたことが本当に役に立ちました!
 
体が覚えていたのか、車に慣れるのにも時間がかかりませんでした!
 
わからないことは片岡選手に1つ1つしっかり教えていただき、このレースウィークで学んだことはものすごい量です。
 
これはS耐に限らず、F4の方でも必ず役に立ちます。
 
まだまだ課題はありますが、1つ1つ勉強して速くて上手いドライバーになれるように頑張ります。
 
これからも応援お願いします。
 
河野 駿佑