というわけで、シュンくんから濃い～レポが届きましたので、紹介します！
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10月3日～5日に鈴鹿サーキットで、F1の第15戦が開催されました。
そして、そのサポートレースとして「スーパーFJドリームカップレース」として、スーパーFJのレースが開催され、それに出場してきました。
ドライコンディションで行なわれた予選は僅差でしたが、なんとかポールタイムを記録することが出来ました。
鈴鹿のスーパーFJシリーズリーダーとして挑み、GTタイ戦のメカニックをお休みさせてもらってまで出場した今回のレース。絶対勝たなければいけなかったし、勝ちたかったレースでした。
土曜日の予選でポールを取って、たくさんの方に「おめでとう、決勝もがんばって」というメッセージをいただきました。たくさんの方にサポート・応援していただき本当に嬉しかったし、とても力になりました。
日曜日になり予報通りの雨。
今年は雨のレースで2回勝っているので、少しは自信もありました。スタートも大きなミスなく決め、1コーナーに進入していくことが出来ました。しかし、そこから後ろの車が追い上げてきて逆バンクでアウトから抜かれてしまいました。
完全に僕の力不足です。そこからついていくこともできず、さらに後ろから来ていた車にも3周目に抜かれてしまいました。4周目からは4位の車にも追い上げられましたが、ここからは本当に気持ちだけで押さえました。
いつものレース以上に3位と4位の差は大きいもので、とにかく押さえどころはしっかり押さえて走り、そのまま3位でゴールすることが出来ました。
表彰式はF1の表彰台で行なわれました。いつもと違う景色でした。ここに上がれるのはとても嬉しかったし気持ちよかったけど、やっぱり1番で上がりたかった。自分にはまだまだ実力が足りないから勝てなかった、というのもよくわかりました。
まだまだ速さも上手さも足りていません。セッティング能力ももっともっとつけなければいけません。
今回、実況でよく僕のことを紹介してくれていたそうです。「GT300、グッドスマイルレーシングでメカニックもやっている若手ドライバー、レースをやるのにはとても恵まれた環境ですね」など……。
本当にそうです。GSRというトップチーム、元F1ドライバーの右京監督、谷口選手、片岡選手というトップドライバーがいる中でレースの勉強が出来ること、僕がメカニックやってるのは車のことを理解することもそうですが、一番はドライバーがどうやってレースウィークを過ごしているかです。
チームとどういうコミュニケーションとっているのか。フリー走行が2時間あるなら、どうやってセッティングを出していくのか。決勝はどんなレース運びをしているのか、などなど。いつもドライバー2人は冷静かつ的確な判断をしています。フリー走行で乗り方に苦労していても、予選や決勝までにはしっかり合わせこんできます。
そういうところをもっと学んで吸収しないと、やってる意味が無くなってしまいますからね！
鈴鹿でレースが終わった後はお台場で開催されていたGTのPVに行って、たくさんの方に声をかけていただきました。たくさんの方に支えられていることを再確認できました。だからもっともっと頑張らないといけないのです！
来週は鈴鹿選手権の第6戦が行なわれます。あと2戦残っていますが、次勝てばシリーズチャンピオンが決まります。
今回の悔しさをバネに、しっかり勝ってチャンピオンを決めたいです！
引き続き、応援おねがいします。
河野駿佑