こんにちは、スエミィーです！ 今日は6月初旬に開催された笹原右京君が参戦したレースのレポートをお届けします。
今季からフォーミュラ・ルノー2.0 ALPSにフル参戦し、2レース連続で8位入賞をはたしたユーロ・ノヴァ所属の笹原右京選手。現状で彼自身がこのクラスで世界で何番目なのかを推し量るべく、フォーミュラカーレース経験者がより多く集まり、競技水準もさらに高い、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0 第 2 大会（6月1～2日、ベルギー、スパ・フランコルシャン）へスポット参戦しました！
ユーロカップシリーズはALPSシリーズ同様に1大会2レース制が採用されます。さらに2レースとも予選が実施され、そのベストタイムでスターティンググリッドが決まります。なお、このシリーズも参加台数が多いため、ALPSシリーズと同じく予選は2グループに分けられます。
6月1日に開催された予選1で、右京君は32番手とちょっと苦戦（全39台）。同日開催の決勝レース1では、得意のスタートで大きく順位を上げ、F1と違ってこのレースでは第1コーナーとなるオー・ルージュへ果敢に進入。レース序盤の温まりきっていないタイヤに苦しむライバルたちをオーバーテイクし、レース中盤以降は後続に追撃されるも、ユーロカップシリーズデビュー戦を21位でフィニッシュしました。
6月2日の予選2ではドライの路面に恵まれ、グループAの右京君はトップから約1.5秒後れの「2分19秒042」で15番手を獲得。グループBと総合の結果、29番グリッドになりました。決勝レース2では前日の決勝1と同じくスタートダッシュを決めましたが、オー・ルージュで発生した多重クラッシュにより赤旗中断、その後、22番手からセーフティーカー先導でレースが再開されました。直後に再びクラッシュが発生と、波乱のレース展開でしたが、それらに動じることなく安定したレース運びで16位で完走しました。
次のレースは6月6～9日に同じスパ・フランコルシャンでフォーミュラ・ルノーALPS 第3大会に参戦。すでに終了しているので、再びレポートが届くのを楽しみにしていましょう！