笹原右京君、イモラで18位! | GOODSMILE RACING 広報ブログ

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5月10~12日にイタリアのイモラサーキットで開催された、フォーミュラ・ルノー 2.0 ALPS。

グッドスマイルカンパニーがサポートする若手レーサー、笹原右京君がこの伝統のサーキットに挑むということは先日お知らせしましたが、レースが終了し、右京君からもコメントが来たので紹介します!

まずは結果から。

予選:5 月11日(天気:曇り時々晴れ/路⾯:ドライ)予選1 29位/予選2 29位
レース1:5月11日(天気:曇り時々晴れのち雨/路⾯:ドライ~ウェット)  21位
レース2:5月12日(天気:晴れ/路⾯:ドライ) 18位



予選の参加台数はなんと37台! 台数が多いのでA、Bのグループに分けられ、右京君はAグループになりました。アタックの途中でスピンを喫し、クルマをバリアにぶつけてしまったり、赤旗中段があったりで思い切り攻められなかったようです。

決勝レース1では、29番手スタート。序盤の混乱を制して20番手付近まで順位を上げるも、途中、目の前でクラッシュが! 巻き込まれるのを避けようとしてスピンしてコースアウト、フロントウィングにダメージを負って、大きく順位を落とします。その後、レース中盤から降り出した大雨を味方につけて、21位でチェッカーを受けました。

決勝レース2も29番手から。7周を終えるまでには19位まで順位をあげたものの、そこから膠着状態に。なんとか目の前のライバルを抜き去り、18位でフィニッシュしました。

■笹原右京君コメント

「応援、支援してくださっている皆さまの期待に応えられずに申し訳ありません。自分自⾝も不甲斐なく思っています。イモラには自信を持って臨んだのですが、練習走⾏の段階からクルマの後ろが不安定でした。自分が思い描くクルマの動きとはまったく違っていて、攻めたらクラッシュしそうな感じした。

チームのエンジニアと相談して、いろいろと調整を施したのですが、改善できないまま予選を迎えました。

予選のアタックラップでは1~2コーナーをうまく走れたのですが、続くコーナーでスピンしてバリアへ衝突してしまいました。幸いにもコースへは戻れたので、最低限のタイムだけは記録しようと、その後も走り続けました。セッションの最後、赤旗が出た時点でこれ以上のタイムアップは無理と判断してクルマを降りました。

開幕大会で課題だったスタートは上達したと思います。実際、決勝レース1でも決勝レース2でも、1コーナーまでに順位を上げました。しかし、決勝レース1では運悪く前方の衝突事故に巻き込まれ、バリアに接触したことでフロントウイングがガタガタになり、クルマの操縦性は酷く損なわれてしまいました。

終盤には雨が降ってきて、チャンスが来た! と思いましたが、残念ながら赤旗終了となってしまいました。

決勝レース2でも、タイヤが十分に温まっていない序盤に、ペースの上がらないライバルを抜いて大きく順位を上げられました。しかし、周囲のペースも上がってくると、やはり調整不⾜のクルマではなかなか勝負に持ち込めません。

この第2大会の成績にはもちろん不満ですが、多くのライバルを抜いて手応えを感じましたし、2レースとも最後まで走りきって豊富なデータを持ち帰れたことは収穫です。今後ともご支援、ご声援をよろしくお願い致します!」

さあて、次は6月1~2日にベルギーのスパ・フランコルシャンで開催される、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0 第2大会に挑戦するとのこと! オー・ルージュを全開で駆け抜ける右京君を応援しよう!