Rd.7 決勝後チームコメント | GOODSMILE RACING 広報ブログ

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鈴木康昭 代表
応援ありがとうございました。

【0号車】
チャンピン連覇の可能性が消えてしまったことに、非常に申し訳なく思っています。
せめて1%でも可能性を残して最終戦を戦いたかったのですが、残念ながらできませんでした。
連覇を信じて応援してくださった方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

【4号車】
予選19番手から、番場選手は長いスティントを、佐々木選手は初めてのオートポリスを、よく頑張ってくれました。
しかし、予選順位が悪すぎたこともあり、12位という非常にふがいない結果に終わってしまいました。

チャンピオン連覇は消えてしまいましたが、気持ちを切り替えて、最終戦のもてぎに向けて頑張りたいと思います。



大橋逸夫 総監督 / 0号車監督
2台とも残念な結果でした。
このレース(第7戦)の流れが悪かったというより、
大きなミスはないけど、色々な要素が噛み合ないという感じです。
突き詰めていけば原因はあるのですが、現時点では「どういう方向性にしたらそれを正せるのか」がまとめ切れていない状況です。
最終戦に向けて詰めていきたいと思います。



片山右京 スポーティングディレクター / 4号車監督
【4号車】
12位という結果は残念の一言。
スタート直後は良くなかったが、セーフティーカーの後はバランスが良くなりペースも上がりました。
4位集団と後ろ15~6位までペースが変わらず、ワンチャンスで上がれる状況ではありました。
タイヤ無交換という選択もありましたが、ギャンブルはせずにインターミディエイトを履いて佐々木選手へ交代。
(番場選手が競っていたマシンに)アウトラップで先行を許すものの、徐々にタイム差を詰め追いついていたのですが、500クラスの処理等タイミングが合わないところで後ろから来てた車に抜かれたり、残念な展開でした。
フリー走行では8番手タイムが出ているので、予選Q1で落ちてしまったことも本当に残念。
Q1を突破してればもう少しいいポジションでゴールできたかもしれません。
色々な要素が噛み合ないのは非常にもったいない。
次は最終戦。ビシっと頑張ります。

【0号車】
予選のスタート位置が大きく影響しました。
Q3へ進めていたら、優勝争いをしていてもおかしくない展開だったと思うのですが・・・。
序盤、33号車と谷口選手の果敢なバトルがありましたが、ストレートスピードはポルシェが有利ということもあり、苦しいバトルになりました。
その後も勝負を掛けたいので、タイヤなど色々なことを模索しながらの走行となりましたが、コンディションも好転せず耐えるしか無いレースでした。
片岡選手のペナルティも残念ではありましたが、片岡選手にはめずらしい年に1回あるかないかのミスです。
こちらも細かい要素が噛み合っていたら優勝争いもありました。
ミスはありましたができることは全てやって、チャレンジした結果だと思います。
今シーズンは全体的に厳しいですね。
チャンピオンはなくなりましたが、次戦は最終戦。
引き続き応援宜しくお願いします。



谷口信輝 選手
雨が降って、霧が出て、また降って・・・雨のレースになってしまいました。
雨が止めば使える秘策を色々と準備はしていたのですが、コースコンディションも好転せず耐えるしか無いレースでした。
その秘策も発揮できず、ポルシェのブロックもかわせず、何もできないまま、淡々と消化されるレースになってしまい残念です。
チャンピオンの可能性もこのレースで消えてしまいました。
車とタイヤは悪くなく、干渉なく300kmを走ればトップグループと遜色無いタイムが出ると思うのですが、「前の車を抜くポテンシャルがない」というのが痛いところです。
あともてぎがありますが、なんとかもてぎこそはいい位置で有終の美を飾りたいと思います。


片岡龍也 選手
昨日の予選ポジションが影響して、谷口選手のパートから場所が悪く、前に上がることができないレース展開でした。
ドライバー交代後にピットロードでのスピード違反によるドライブスルーペナルティを受けてしまいましたが、
その後のペースはよかったので、あのドライブスルーペナルティがなければ、ワンポジションを上げられたのではと思います。

予選のタイミング、ペナルティ・・など、自分にとっては流れの悪い週末になってしまいました。

チャンピオンは消えてしまいましたが、
最終戦は気持ちよく締めくくれるように、今回の分も頑張りたいと思います。



番場琢 選手
第7戦では佐々木選手とのペアでの過去最高位を狙っていました。
今シーズンは、岡山、富士と、ウェットで失敗をしてしまっていましたが、予選前の公式練習からオートポリスはウェットもいいフィーリングでした。
いいポジションを狙えると思ったのですが、予選Q1でタイムが出し切れず19位からスタート、決勝での結果は12位でした。

決勝のペースは悪くなかったと思うのですが、前半はバトルしたり押さえたり、前に引っかかったり・・と思ったようにペースがあげられず
前半にそこのポジションにしかいられなかったことが響いて結果12位。
またひとつ、僕たちの課題が見えたレースでした。
次の最終戦は悔いの無いレースをしたいので、
チームみんなで話し合いを重ね、戦略、走り、車のセット、レース配分、全てを攻めて、集大成となるレースにしたいです。


佐々木雅弘 選手
お疲れ様でした。
今回の第7戦がオートポリスでの初走行となったのですが、
予選前の練習走行が5周、決勝前フリー走行が中止・・・と、走り込む時間がなく、自分なりにできることは全て出したつもりですが、かなりキツい状況での決勝となりました。

コースに対して経験や研究が足りないことに重ね、雨量の変動もあり、
攻め続けないといいタイムは出ませんが、攻めた結果にスピンやコースアウトをしてしまうタイムロスよりも少しずつ攻めながら、その限界地点を探りながらの走行。終盤に向けて徐々に路面は良くはなりましたが、一番良い状態での走行を経験していないためになかなかペースをあげることができず、非常に苦しいレースでした。

次は最終戦。
2010年は予選2位のタイムを出せているコースなので、全力を出し切っていいレースをしたいと思います。