こんばんは!エミィです。
本日は第7戦で適用されるウェイトハンディについてのお話を・・。
SUPER GTでは、各レースの成績により、各マシンが次レースに向けてウェイトを積むことで性能引き下げ措置が課せられる「ウェイトハンディ制」が採用されています。
これは、各レースで獲得したドライバーに対してのシリーズポイントに連動していて、
参戦6戦目までには、
「前戦までに獲得したシリーズ得点1ポイントを2kgに換算した重量のハンディウェイトを積載しなければならない。」
(2012年 SUPER GTレースシリーズ参加規程より)
のです。
このため、第6戦時点では、
第1戦で11pt、第2戦で20pt、第4戦で4ptを獲得した0号車には70kg
第3戦で1pt、第5戦で5ptを獲得した4号車には12kg
のウェイトが積載されていました。
※BOPによるウェイトは別
そして、気になる第7戦で積まれるハンディウェイトですが、前述の参加規程によると
参戦7戦目には、
「全戦までに獲得したシリーズ得点1ポイントを1kgに換算した重量のハンディウェイトを積載しなければならない」
とあります。
つまり、第6戦終了時点で積まれたハンディウェイトが半分になるということなんですね。
これにより、第7戦では、
第6戦までに70kgを積んでいた0号車は、35kg+第6戦での獲得ポイント3kgの38kg
第6戦までに12kgを積んでいた4号車は6kg
のハンディウェイトが積載されます。
BOP調整による積載ウェイトはそのままですが、
これまで積載されたハンディウェイトが半分になる第7戦。
ちょっと軽くなったスーパーカーたちがどんなレースを展開するのか、
乞うご期待でございます!!
ちなみに、参加規程によると
参戦8戦目には、「ハンディウェイトは撤回され」ますので、
ビュンビュンのスーパーカーガチンコ勝負が展開されるわけですねっ!
これもまた楽しみ♪
ココで、ちょっとした豆知識を・・・。
ハンディウェイトの積載条件について、SUPER GTの参加規程には、「参戦7戦目」「参戦8戦目」という表現がされています。
これは、「第7戦」「第8戦」という大会のラウンド名ではなく、
「その車両がそのレースで何戦目か」ということで条件が判断されるということになります。
昨年~今年、我々のマシンは全てのラウンドにフル参戦をしておりますので、今年も昨年に引き続いて、大分でハンディウェイトが半分に、もてぎで全て撤回・・となる予定ですが、
ポルシェで参戦した2010年は、第3戦のセパンを欠場したために、最終戦がミクポルシェの参戦7戦目となり、ハンディウェイトの撤回対象にはならず、前戦までの獲得ポイント×1kgの2kgのハンディウェイトを残したままでの最終戦出走となりました。
※第7戦となる予定だった富士戦の直前での中止に伴い、「第7戦にエントリーしたドライバーは参戦したものとして取り扱い、第8戦のウェイトハンデを決定する」という措置が取られたため、ミクポルシェには実質6戦目となる最終戦が7戦目としてカウントされました。
規程では「何らかの理由により大会が中止された場合でも大会は開催されたものとし計算される」となっています。
今週末の第7戦、また来月開催される最終戦、
こんなところにも注目してみると、レースがもっと楽しめるかもしれません!
(エミィ調べ)
本日のブログはココまで。
それではみなさま、また今度。