昨日は甲府市にある
山梨県立中小企業人材開発センターにて
「職業能力開発推進者講習 経験交流プラザ」がありました。
企業実例として、大月市にある
山陽精工(株)専務取締役の
白川太氏の講演や、プロ野球チームのダイエーホークス(当時)を
指導してチームをリーグ優勝に導き、近年ではプロゴルファーを
指導して優勝に寄与しているメンタルトレーナーで著名な
岡本正善氏氏の講演などがありました。
白川氏や岡本氏の話はとても参考になりました。この話は
また別の機会で書きたいと思います。
この職業能力開発推進者講習では講演の他にも、参加者が
グループ別れて「上司と部下とのコミュニケーション」という
テーマでグループティスカッションも行いました。
私が参加したDグループで出た意見としては・・・
参加者から社内で朝礼などを行なっても、なかなか
コミュニケーションが促進されない・・・
朝礼では発言する人はいつも同じ・・・
横のつながりを強くして情報の共有化を効率化したいのだが
現状は全く進まない・・・ 等々。
そんな中、電機メーカーのP社の方の話として、まずは
「挨拶がすべての始まり」との意見を頂きました。
その方は、現在単身赴任で山梨に来ているらしく、アパートの
隣の畑で作業している人になにげに挨拶をしたところ、話が弾み
今ではお酒を飲み交わす中になったと。
やはりコミュニケーションのスタートは、なんといっても挨拶ですね。
また別の意見として、新入社員の育成役(入社して数年経った社員を
対象に)を作り、それを実施していくと、新入社員ばかりでなく、
育成役の社員の成長がとても見込まれるという話もありました。
なかなか良い実例ですね。
しかしながら、会社で小学校のように挨拶運動をするというのも・・・
と考える企業も多いでしょうし(しかし、やる価値はとてもあります)、
今抱えているコミュニケーションロスをすぐにでも解消したいという
要望もあります。
そこで私はこのディスカッションで3つのコミュニケーション
のツールを紹介しました。
1つ目は、Good&New(グッドアンドニュー)というゲームみたいなもの。
これは私が今から10年くらい前に購入してよく読んだ
「こうすれば組織は変えられる」/ピーター・クライン、バーナード・サンダース共著に出ていたコミュニケーションを良くするツールです。


これは、朝礼などの時に、
クッシュボールというアメリカの幼児向けの
ボールを発言者が手に持って(お手玉のようにポンポンしても良いし
ワサワサ握っているのも良し:意外とこれが心地よい)、24時間以内に
おこったGood(良いこと)もしくはNew(新しいこと)を発表するというもの。


発表者が発表し終わったら、参加者全員で拍手をして、発言者を讃え、
次の発言者にボールを渡して、参加者全員がこれを行うというもの。
なんでこんな幼児のおもちゃみたいボールを使うか?というと、
このボール自体がやわらかなゴムでできていて、触っていると心地良い
というものありますが(手に心地よい刺激を与え、考え方をより良い方向へ
影響させる)、もう一つの大きな理由として、ボールを持つことによる
姿勢の変化です。
発言者に何も持たずに発言させようとすると、引っ込み思案な人だと、
肩を落とし少し猫背で、うつむき加減に下を見て、ボソボソ話すという
パターンになってしまいがちです。

これではマインド(気持ち)をより明るいほうへ変化させることは難しいです。
そこでボールを持って、お手玉のようにポンポンすると、上記のような
姿勢をするのが難しくなり、姿勢が前向きな形になってくるのです。
割り箸を横に噛むと、頬の肉が上がり、脳が楽しい状態なのかも?と
勘違いして、気持ちがアップしてくるのと同じ効果ですね。

こんなゲームみたいなをことをしばらく行なっていくうちに、チーム全体の
意識がよりポジティブな方向に向かい出し、チームの活性化も上がり、
それによりチーム内のコミュニケーションも活性化していくというものです。
このようなツールが開発された背景は、アメリカの低所得者層が多い
地域の荒れた学校の生徒達の意識改革を行うために創りだされた
ツールなのです。
ですので、効果は強いです。
いつも惰性で行なってしまいがちな朝礼に、このようなゲームのような
ツールを付け加えてみて、チーム意識の変化を促してみたら
いかがでしょうか?
次回は2つ目のツール、「バリデーションサークル」について
ご紹介したいと思います。お楽しみに。
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