■ステビア草、これだけあるプラス要素

★肥満の原因は「倹約遺伝子」だった?(5)




 そして最後に「アルコール」です。

 これは余談ですが、お隣りの国・韓国は日本を上回る飲酒天国として有名です。国民1人当たりの飲酒量は世界有数と言いますし、ビール入りのコップにウィスキーをグラスごと落として一気飲みする「爆弾酒」など、その飲み方も韓国人の気質と同様に激しいようです。

 会社でも接待酒が盛んで、「スル・サンム」という酒席を盛り上げる接待係が重宝されています。当然、多くのサラリーマンが肝臓をやられます。そこで韓国の労働省は、肝臓をやられた「スル・サンム」を業務上の職業病と認め、労災を適用する――と発表しました。日本にもぜひ、と言いたいところですが、その前にやはりお酒はほどほどにしておくのがいいようです。
アルコールは、肝臓によくないことが証明されています。

 私たちの体に入ったアルコールは、胃腸から吸収され、血管を通って肝臓に運ばれます。



 そして肝細胞内にあるADHというアルコール脱水素酵素の働きにより、血管を拡張させたり悪酔いの原因にあるアセトアルデヒドに変化します。

 さらにアセトアルデヒドは、ALDHという酵素により分解され、アセテート(酢酸)になって全身に運ばれ、最終的に炭酸ガスと水に分解されます。

 そしてALDHには1型と2型があり、2型はアセトアルデヒド分解力が強いのですが、日本人の6割は1型の持ち主。これが、日本人が外国人よりお酒に弱い原因なのです。

 ところでステビア草がアルコールに強いメカニズムも、やはりその抗酸化活性(活性酸素対策)にあります。

 お酒を飲むと、交感神経を刺激してアドレナリンやノルアドレナリン、甲状腺ホルモンなどの「脂肪動員ホルモン」を大量に分泌させ、脂肪分を肝臓に集めることになりますが、この脂肪分が24時間後には活性酸素によって酸化され、「酸化コレステロール(悪玉コレステロール)」として肝臓に蓄積されてしまうからです。これが肝細胞膜を過酸化し、毒物にしてしまいます。

 この状態が進行すると、肝臓は萎縮して変形、肝硬変や肝臓ガンに変化していきます。すなわちステビアの持つ抗酸化作用により、悪玉活性酸素によって妨げられていたALDH酵素の生産力を高め、さらにその働きを活性化するのではないか――ということです。



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