■ステビア草、これだけあるプラス要素

★ステビア草がストレスに強いメカニズム(2)


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 でも肝臓だけは別格です。肝臓だけには血液がいつでも重点配備されているのです。なぜでしょう?

 たとえば私たちが運動したときを考えてみます。このとき肝臓は、エネルギーをつくるブドウ糖を一生懸命製造して、手足の筋肉に送り出さなければなりません。

 このとき肝臓に流れこむ血液量が少なくなると、ブドウ糖をつくる原材料の糖質が不足してしまいます。エネルギー切れで、私たちの手足はすぐ動かなくなってしまいます。だから肝臓には、いつも血液が十分流れこんでいないといけません。

 なにしろ肝臓には、1分間に1リットルもの血液が出たり入ったりしているのですから、このバランスが崩れてしまったら大変です。

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 そしてストレスは、この自律神経と深い関係にあります。

 自律神経は交感神経と副交感神経でできています。交感神経は「緊張型神経」で、血管を収縮させ、活動に備えています。副交感神経は「休息型神経」、つまり「リラックス神経」で、血管を弛緩させ、休養や睡眠に備えます。

 すなわち、私たちが目覚めているときは交感神経が働き、睡眠中は副交感神経が働く。私たちの体はこの絶妙のバランスによって運営させているわけです。ところが強いストレスがこの絶妙のバランスを壊してしまうのです。

 交感神経が強すぎるとどうなるのでしょう。アドレナリンやノルアドレナリンといった、緊張をもたらす神経伝達物質(「脳内ホルモン」)がドッと出てきます。

 アドレナリンは、不安を増幅するので「恐怖のホルモン」、ノルアドレナリンは、怒りや憎しみを増幅するので「怒りのホルモン」などと呼ばれています。

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 筋肉も内臓も緊張しっぱなしで、一種の興奮状態に陥ってしまいます。そして寝てもさめても交感神経ばかりが働いて副交感神経はお休みしているので、イライラがつのり、ヒステリー状態になります。食欲が低下し、眠れなくなるのです。そして血圧や血糖値も上がります。



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