★細胞膜の過酸化がC型肝炎を呼ぶ(2)

 この過酸化脂質を放置すると、やがて細胞内に侵入して遺伝子(DNA)を傷つけ、細胞分裂や遺伝子を作る酵素が破壊されてガンや動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などさまざまな病気の原因になるわけです。成人病の85%の原因に関係していると言われています。




 たとえば肝臓の細胞膜が活性酸素によって破られると、肝炎ウィルスはシメた! とばかり細胞の中に入りこみ、細胞を占拠します。肝炎の発生です。肝臓全体に広がって肝炎を進行させ、さらには肝炎ウィルスに対する免疫力まで低下させてしまいます。そして遺伝子に入りこんで仲間を増やすと肝硬変、遺伝子そのものが破壊され変異すると肝臓ガン――というぐあいです。

 しかももっと悪いことに、この過酸化が「連鎖反応的」に急激に進行するという性質をもっていることです。活性酸素は、不飽和脂肪酸の水素をもぎ取って自分は安定し、気持ち良く去って行きます。残された不飽和脂肪酸は、今度は自分が不安定ですから、隣りの不飽和脂肪酸を襲います。



 まさにドミノ倒しです。これが一番怖いのです。C型肝炎の症状が急激に進むのは、こういうところにも原因があったのです。



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