世界が注目「国際ステビア・シンポジウム」
2006年11月9日・10日、ステビア草の原産国、
南米パラグアイ共和国の首都アスンシオンにおいて、
第2回「国際ステビア・シンポジウム」が開催されました。
中心となるテーマは、
ステビア草に含まれる甘味成分の
国際的評価を得るための研究の総括と
世界的市場開拓です。
「ブラジルや日本からも専門家や
加工業界関係者らが出席したが、
特に多かったのは欧州勢だった。
この中にはパ国駐在の複数の大使も含まれおり、
ステビアに対する欧州諸国の関心の高さが注目された。
ステビアは甘味料の素材としてだけでなく、
医薬品や有機肥料の原料ともなりうるため、
欧州からの需要が急速に増加する可能性を示唆した
シンポジウムとなった。」(2006年12月2日付ニッケイ新聞
=ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市で発行されている、
移住者や日系人・駐在員向けの日本語新聞。)
同紙は、パラグアイにおいて、
ステビア栽培が零細農家の生活向上の手段として
注目され始めていると報じています。
こちらは甘味料ステビアのニュースですが、
実はパラグアイ政府は、日本生まれの世界的大発明である
ステビア濃縮エキスについての情報もしっかり得ています。
2005年11月にパラグアイのドゥアルテ大統領の来日に際し、
ステビアエキスの開発元である
埼玉県のJBBステビア(免疫植物)研究所の
佐藤直彦所長を訪問し、
氏の永年のステビア研究を表彰したのです。
そして2007年4月24日、同研究所を代表した使節団が
パラグアイを訪問し、22年間に及ぶステビアの研究成果を
JBBからパラグアイに無償提供しました。
代表者は経済商業省ホセ・マリア・イバニェス氏や
ステビア協会会長ファン・カルロス・フィッシェル氏に
学術的資料や1000ページにわたる本を渡しました。
イバニェス氏は
「ステビアは何千年もの間わが国の先住民に使われていました。
そして今日、科学、技術、知識が世界中の人、
産業、国家にとって有益なものとなり、
人々の利益のために利用されるようになりました」
とステビア草について分析、研究、開発を極めた
免疫植物研究所の業績を高く評価しました。
現在、パラグアイ国は、
大統領令によってステビア関連産業を国の4大国策のひとつに
するほど、ステビアに力を注いでいますが、
政府の各省庁と連携してステビア産業振興に
重要な役目を担っているのが「パラグアイ・ステビア協会」です。
パラグアイより日本に来て様々な可能性の
花を咲かせたステビアが、
原産国パラグアイとの連携にて
世界に広がる実を結ぶときが、
いよいよやってきたのかも知れませんね。
南米パラグアイ共和国の首都アスンシオンにおいて、
第2回「国際ステビア・シンポジウム」が開催されました。
中心となるテーマは、
ステビア草に含まれる甘味成分の
国際的評価を得るための研究の総括と
世界的市場開拓です。
「ブラジルや日本からも専門家や
加工業界関係者らが出席したが、
特に多かったのは欧州勢だった。
この中にはパ国駐在の複数の大使も含まれおり、
ステビアに対する欧州諸国の関心の高さが注目された。
ステビアは甘味料の素材としてだけでなく、
医薬品や有機肥料の原料ともなりうるため、
欧州からの需要が急速に増加する可能性を示唆した
シンポジウムとなった。」(2006年12月2日付ニッケイ新聞
=ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市で発行されている、
移住者や日系人・駐在員向けの日本語新聞。)
同紙は、パラグアイにおいて、
ステビア栽培が零細農家の生活向上の手段として
注目され始めていると報じています。
こちらは甘味料ステビアのニュースですが、
実はパラグアイ政府は、日本生まれの世界的大発明である
ステビア濃縮エキスについての情報もしっかり得ています。
2005年11月にパラグアイのドゥアルテ大統領の来日に際し、
ステビアエキスの開発元である
埼玉県のJBBステビア(免疫植物)研究所の
佐藤直彦所長を訪問し、
氏の永年のステビア研究を表彰したのです。
そして2007年4月24日、同研究所を代表した使節団が
パラグアイを訪問し、22年間に及ぶステビアの研究成果を
JBBからパラグアイに無償提供しました。
代表者は経済商業省ホセ・マリア・イバニェス氏や
ステビア協会会長ファン・カルロス・フィッシェル氏に
学術的資料や1000ページにわたる本を渡しました。
イバニェス氏は
「ステビアは何千年もの間わが国の先住民に使われていました。
そして今日、科学、技術、知識が世界中の人、
産業、国家にとって有益なものとなり、
人々の利益のために利用されるようになりました」
とステビア草について分析、研究、開発を極めた
免疫植物研究所の業績を高く評価しました。
現在、パラグアイ国は、
大統領令によってステビア関連産業を国の4大国策のひとつに
するほど、ステビアに力を注いでいますが、
政府の各省庁と連携してステビア産業振興に
重要な役目を担っているのが「パラグアイ・ステビア協会」です。
パラグアイより日本に来て様々な可能性の
花を咲かせたステビアが、
原産国パラグアイとの連携にて
世界に広がる実を結ぶときが、
いよいよやってきたのかも知れませんね。