完成したステビア草濃縮抽出液は、こげ茶色の液体で、天然成分100%、飲むとかなり甘いハーブという感じです。これが世界で初めて開発された「ステビア濃縮エキス」です。
また厳選したステビアの茎と葉を特別な割合でブレンドし、乾燥・粉末化した素材を元につくった「ステビア粉末」も、さらには、その粉末を1定条件で醗酵・熟成させて固めた「ステビア・ペレット」もあります。これらは豊富なビタミンやミネラルを含有する優れた植物活力活性資材であり、栄養剤なのです。
ステビア濃縮エキスには、ビタミンやミネラル類が豊富に含まれてる。とくにカリウム系無機塩類が多く含まれているのが特徴です。
ステビア濃縮エキスは用途に応じて品質や製造製法が異なります。しかも原料が全て天然の植物と水なので、常に1定の品質を保つ為には、長年にわたって蓄積された製造ノウハウ(ステビア品種の組み合わせ、茎と葉のブレンド割合、ステビア生産地による有効成分の違い、煮沸・濃縮・発酵・熟成の方法によっても異なる効果・効能、など)があります。現在、日本を初め多数の外国で製法特許を取得しており、新技術に対しても継続して特許を申請しています。
何故粉末でなく液体なのか?
これはマルチを使う農法のためでした。
畑にうねを作って黒いビニールで覆い、ところどころ空いた穴から農作物が育っている姿を見た方も多いと思います。これがマルチです。雑草を抑えたり、地温を調節したり、水分を保持したりする効果があります。マルチがかかっているとステビアの粉末は使いづらく、液体の方が、葉っぱにかけたり、土壌灌水をしたりと使いやすいということで液体が望まれたのです。