**ミチクサ(散歩、都市論etc)
-テレビCMにこだわる
そもそもワンボックスカーだのワゴンだのを、買わなければ家族のシアワセは手に入らないのか?
ということです。僕のいいたいのは。

これこそ、洗脳ではないのか。


家族の幸せの尺度は、いわゆる「ギア」に収斂されるものではない、というのは間違いないところです。
逆に、そちらが目的となった家族は不幸です。
庭付きの家、とか車とか。

あるいは、そういう「お出かけ」をあまりに優先しすぎて、家に寄り付かなくなったらどうするのでしょう。
家で休日を過ごすのは、外で過ごすのと比べてレベルの低い過ごし方である、という刷り込みが流布されていったら、その結末は、極端にいえば一家離散ではないのでしょうか?

。。我が家もそうなのですが、休日になると、(たまには)家族で出かけたいというハナシが持ち上がります。
つまり、家族で家にいてまったりするということが「もたない」のです。


「思い出がない」と。。
これぞ戦後民主主義の「ザ・洗脳」の成果なんだろうなあ、と、いつも僕は不愉快になります。

家族が、たとえば日曜の午前中など、家でまったりと過ごすことは幸せな光景ではなかったのか? それよりも、ばたばたと準備して「ワンボックス」で「アウトドア」に出かけるほうが「幸せ」なのだろうか?


。。ところでお出かけも何も、休日の朝、寝坊してくるヤツら(「休みの日ぐらいゆっくり寝たい」と)に(たまには)家族で出かけたい、などという資格はないと思うのですが。
「ゆっくりしたい」と慌しく出かけることは本来両立できないはず。どちらもゲットしようというほうがムシのいいハナシ。
休みだからこそ5時に起きなさい、と。