あれらのことを忘れていた
まるで、自分がHEROにでもなったかのように錯覚した
あれらは善良な市民で、家庭を持ち、子を持ち、きちんとした住まいを構え、財産を築き、休日にレジャーを楽しむ
全く申し分のない生活、基本であり、模範的な人間たちだ
だが、オレのような人間とは絶対に相容れない人種であり、心の中では、蔑み貶め、決して認めようとはしない
同じ土地に暮らし、同じ言語を使い、同じ空間にいても、それはオレたちとは違う
決して同じ匂いはしない人間
正しいとか間違っているとかではない
人間の種類が違う生き物なんだ
どうしてそれを忘れてしまったのか