毎晩毎夜、この夜道を数分歩く 眠る場所に行くために
オレはこの生活に疲れきっている
また、少し以前のことを思い出していた
どうしてもうまく行かないことを そして、酷くつらい思いをしてから、そのことはあきらめてしまった
オレのことを理解してもらうのは無理だ 少なくとも、オレの生きてきた時間と経験したことは、それこそドラマや小説のくだりのような、人にわかってもらえることではないから
逆にこうも思う 世の中の大半の人間のようなごく当たり前の生活はオレには理解てきない オレには全てがfakeに見えてしまうから
だが、それも仕方ない その責任は自分自身にもあるだろうから
多分これだ
オレの話し方にはクセがある 時に聞き取れないような小さな抑揚のない小声で話し、主語を省き、また内容もかなり抽象的だ
でも、もうそんなこともどうでもよくなった 所詮、人は他人で、自分の人生にしか興味がないのだから
今、ちょっとだけ幸せな気分
とてつもなく眠い