撮影テクニック《裏技小技》縦写真と横写真の違い



写真には縦写真と横写真があります。

人間の目は横に並んで付いているので、無意識に被写体を見ると
横で捉えるため、横写真になりがちです。

しかし、何も考えずに横位置で写真を撮ってしまうと自分の伝えたいイメージは
伝わりません。

あまり難しく考えると混乱するので、ザックリと どういう基準で縦位置や
横位置で撮るかを決めるか挙げてみます。


[ 縦写真 ]

・かっこいいイメージ
・シャープなイメージ
・奥行き感を出したい時
・縦長の被写体をフレームいっぱいに収めたい時



[ 横写真 ]

・やわらかいイメージ
・かわいいイメージ
・まったりとしたイメージ
・横への広がりを見せたい時
・横長の被写体をフレームいっぱい収めたい時


微妙な空気感を出したい時や、わざとイメージを外したい
時は逆の位置で撮ったりする事はありますが、まずは
これらの事を少し意識して、縦位置、横位置どっちで撮るか考えて
シャッターを切ると、自分のイメージしている写真に近づき、写真が
楽しくなると思います。




写真の構図




写真の構図_2


[ 同じ被写体でも縦位置で撮るか・横位置で撮るかでイメージは変わる ]





写真の構図_3


[ 縦写真で奥行き感を強調・かっこいいイメージ ]





写真の構図_4


[ 縦長の被写体をフレームいっぱいに収める ]





写真の構図_5


[ 縦写真でシャープなイメージ ]





写真の構図_6


[ 横写真でかわいいイメージ ]





写真の構図_7


[ 横写真で横に広がるイメージ ]




写真の構図_8


[ 横長の被写体をフレームいっぱいに収める]



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