[hope tour 2013 ～ウタウタイノタビ～] を振り返る
着いた時には雨が降っていた浄土ヶ浜マリンハウス
終わって外に出たら写真じゃ分かり辛いけどスワンの上のほうから虹が出ていてね
なんかねもう出来すぎたツアーだったの
だからね
せっかくだから書き溜めておこうということで。。
初日新宿駅前に集合
「hope tourに参加の皆の図 ※SITのよそよそしさ全開の姿勢と完全に眠気まなこの朝に弱い筆者」
STEP UP RECORDS presents"...out of this world"
[ hope tour 2013 ～ウタウタイノタビ～ ]
9月6日（金）石巻BLUE RESISTANCE
9月7日（土）大船渡FREAKS
9月8日（日）宮古 浄土ヶ浜マリンハウス
出演：
Keisaku "Sit" Matsu-ura(COUNTRY YARD)
HIDETA(FHOOTERS)
ISHIHARA(TRADITIONAL BOX)
小田和奏(ex.No Regret Life)
野中康平(ex.HARDCORE FANCLUB)
班長：
RYOSUKE(STEP UP RECORDS)
今までこの6人が集まることはなかったけど、どこかは繋がっていて
初めはよそよそしかったけどそんなのは初めのうちだけでね
一台の車での移動だったからバンドとは違った感じでなんか新鮮で
サービスエリアでいちいちはしゃいでみたりね
宿も友達の家だったり、ホテルもおんなじ部屋だったり
カレー作ってもらってたり、南三陸町の仮設住宅に顔を出した際にはお弁当を用意してくれていたり
浄土ヶ浜マリンハウスでは打ち上げでBBQを用意してくれていたり
少し早起きをして人生初めてのつなぎを着て
初めて田んぼの中に入って除草作業を本当に少しの時間だけだったけど手伝って
マリンハウスではみんなでスワンに乗って
そしてやっぱり乗られて（照
そう
この三日間
ずっと人と触れていた
その土地その土地で優しさに触れていた
１対１で会話をたくさんした
ライブもそう
アコギと歌のみ
「ひとり異彩を放つ野中。なのか。」
「ヒデタが用意した会場を強引にひとつにさせるタンバリンと筆者と心霊写真のようにひっそり写りこんでしまったたぶん山村氏」
なんかね会場も１対１な感じだった
圧倒的な歌唱力と日によって変えてくる名曲のカバーを聞かせてくれた和奏
バンドとは違った表情でその良さを伝えてくれたSIT
僕の好きなヒマワリって曲をリクエストしてたらやってくれたHIDETA
とにかく色んな場を結んでくれて空気を和やかにしてくれた野中
歌うこと以外は一切認めないけどwやっぱり凄い歌い手だった石原くん
皆個性があって凄かった
空気も言葉もすごくストレートに入ってきた
大船渡FREAKSにて
こういう旅をしたかったから
無事3公演が終わって外に出た時に観れた虹にはグッと来た
バンドマンとしてじゃないけどその土地で会いたい人に会えたし
PAのまーぼーもドッキリで来てくれたし
マリンハウスの早野さんも最後の最後に感極まってしまったみたいだし
hopeという1枚のCDでここまでは出来たんだなと
もちろんまだ終わりではないけど、僕の中で一つの形を完結させることが出来た気がして
で、これならまだこれも出来るとか思ってみたりして
なんか自分にとってとても意味のある旅だった
また"hope"の売上の残金\50,606とこのツアーで買っていただいた6枚の売上は今回の旅の経費にまわさせていただきました
ありがとうございました
また、途中寄り道をしていつも会いに行ってる南三陸のお母さん、おばあちゃんに会いに行きました
45号線を少しそれた仮設住宅ね
写真は無いけど相変わらず優しくボクらを迎えてくれました
お弁当のご飯も美味しく頂きました
いつもありがとうございます！
で、前にも載せた南三陸町戸倉のトンネルが間も無くバス専用道路として開通しそうでした
2013年5月撮影
瓦礫だらけだったあそこからここまでは来たのかと思うとびっくりしますが2年経ってるからね
このもともと路線だった場所をバス専用道路に工事している箇所は随分と進んでいましたが後はね、、
仮設のある丘の上からの景色
まぁそうだよね
草が生えただけだよね
少し角度が違うけど大船渡FREAKSの屋上からの景色も
2012年9月撮影
建物が綺麗に無くなっただけ
まぁそれも凄い労力なんだろうけど
かたや先日発表された東京オリンピックの選手村ね
オリンピックまであと7年
こんだけの選手村を構想してるって事は、あと7年後には仮設住宅の方々への構想もしてるわけでしょ
楽しみだね
開催することはいいと思うし、海外の選手の為の街作りも良いことに越したことはないけど
開催される国に住んでいる国民が母国開催を心から喜べるように頑張ってもらいたいですね
そこにたどり着く前にやることやってくれりゃそれでいいと思うし、よりやらなきゃいけない状況になったと思うし
丁度東北に居るときにこの話を聞いたのでなんか複雑な気持ちになってしまってね
まぁ楽しみです
2011年3月11日に起こったことがきっかけでこのツアーがあるのなら
起こらないことに越した事はなかったけど
起こってしまった今
この出会いで少しでも前向きな気持ちになるのなら
全てが全て悪いことばかりでは無かったと思ってもらえたのなら嬉しいです
あの時太田さんの紹介だったとしてもどこの馬の骨だかわからんよそもんの僕の話を聞いてくれた早野さんには本当に感謝しています
また僕が言うのもなんですが6月に進水式をしてからマリンハウスに遊びに行ってくれた方々
早野さんはじめマリンハウスのみなさん喜んでくれてましたよ
だからねこれからも時間があったら遊びに行ってね
新しいボードを用意してもらったんで
みんなに落書きして欲しいなぁって思ってます
またhope tourはやりますので
その時はよろしくお願いします
ざす