プロジェクトマネジメント委託サービスのご案内
プロジェクトマネジメント委託サービスのご案内
(2012年末時期に募集の予定です。現在は募集していません)
有限会社システムデザイン研究所の吉田智彦です。
業務システムの設計・開発を手掛けるソフトハウスの経営者、管理職のあなたへ。
納期の遅れ、納品後の障害、赤字プロジェクト、お客様とのトラブル…。今後一切、こんな問題から解放されましょう。
残業地獄にならず、納期に間に合い、運用をスタートしたらトラブルなし。きちんとしたドキュメントが残っているから保守開発も安心。あなたの会社がそんなふうになれば理想的ですね。
そのためには、効率よい開発プロセスにすることです。
チームのメンバが効率的な仕事の進め方を身につけることで、プロセス改善が社内の習慣として定着します。プロセスを見直すことで、プロジェクトは、今までにないほどスムーズに進んでいきます。
このような活動を続ければ、あなたの会社は、ひとつひとつのプロジェクトで、しっかりと利益を出せるでしょう。
プロジェクトの成果をより大きくするために、私があなたの会社のプロジェクトに参加し、直接ご支援します。
吉田智彦プロフィール
システムデザイン研究所の吉田智彦です。
私は、ソフトハウスのプログラマを経て、1997年に独立しました。1998年頃よりプロジェクトマネジメントの仕事をはじめました。
大手SIベンダ、パッケージソフトウェアメーカ、金融系システム開発ベンダなどのお客様と、大規模な業務系システム開発・構築のプロジェクトマネジメントを数多く手がけています。
お客様からは、よく「プロジェクトをキッチリ終わらせてくれるから、吉田さんにまかせれば安心だよ」というお言葉をいただきます。
また、自分のプロジェクト経験や、そこから得た教訓をもとに、プロジェクトをうまく進めるための考え方を「ハッピィ・エンジニアリング(ソフトバンククリエイティブ刊)」という本にまとめました。
私は、これらの知識や経験を総動員して、あなたのプロジェクトが成功を収めるよう、力の限りご支援いたします。
しかし…どうしていつもうまくいかないのか?
誰もが生産性を上げたいと願っているのに、どうしていつもうまくいかないのでしょうか?
多くの人は、技術者のスキルを上げれば生産性が高まると誤解しているのです。
もちろん、技術者のスキルが高いにこしたことはありません。しかし、スキルアップには多くの時間と労力がかかります。
スキルが上がるまでの時間を、経営側がガマンして見守る余裕がないのです。
いつまでたっても効果が表われないのにシビレを切らしてしまい、「教育にカネをかけたけれども、いまひとつ満足がいく効果が出なかった」と結論付けてしまいます。
スキルを上げる取り組みのほかに、速効性の高いアプローチが必要なのです。
ストレスとムダを減らし、プロジェクトをスムーズに推進していくには
プロジェクトマネジメントの強化をするのがベストです。
たった4つのプロジェクト管理資料を軸とした、効率的な開発プロセスに改めることで、仕事をとどこおりなく進めることができます。
4つのプロジェクト管理資料とは、以下のようなものです。
・プロジェクト計画書
・WBS辞書
・ガントチャート
・課題管理表
管理資料の作成や、実際のプロジェクト運営には、プロジェクトマネジメントの教科書には書かれていないコツがいくつもあります。
そのコツを知っているか、知らないかで、効果は大きく変わります。
いち早く成果を上げたい。そのコツを知るにはどうすればいい?
プロジェクトマネジメントの支援を専門に行うコンサルタントにプロジェクトに参加してもらいましょう。
意外とコストもかかりません。私の場合は、おおよそシステムエンジニア2人分の金額で、あなたの会社のプロジェクトだけをご支援します。
たとえば、日々プロジェクトのタスクに追われる中、社内で生産性と品質を高めるノウハウを作り上げようとしたら、どれだけの人数と日数が必要になるでしょうか。苦労の末、改善策を練り上げたとしても、それが効果を発揮するかどうか…。
しかし、専門家をよべば、あなたの会社は自分たちでプロジェクトを推進していくだけの知識と経験をすぐに手に入れることができます。
専門家と一緒にプロジェクトに関わることで、エンジニアの方々は効率のよい仕事の進め方を経験できます。さらに、専門家と作り上げた成果物を使いまわしたり、改善して利用したり、今後活用できる多くのノウハウが資産として残ります。
私に支援をご依頼の場合、あなたの会社のリーダやエンジニアの方が手に入れるスキルとは、たとえばこんなものです。
プロジェクトをスムーズに進める方法 品質と生産性をトレードオフせず、両立させる方法 生産性を最大限に高める方法 進捗を管理する方法 成果物の一貫性を保つ方法 顧客、元請け、利害関係者すべてがハッピーになるような調整をする方法
なぜプロジェクトマネジメントで生産性が上がるのか?
ひとつひとつのプロジェクトの成果を利用したり、反省点を改善したりしながら、生産性を高める取り組みを続けていくと、その次のプロジェクトはさらに上手なやり方で進めていくことができます。もちろん、生産性や品質は高まっていきます。
なぜなのでしょうか?
プロジェクトマネジメントには、継続的な改善活動をするという考え方があります。PDCAサイクルと呼ばれるものです。
PDCAサイクルとはプロジェクトが完了したら、改善すべきポイントをまとめる(Check) 改善策を講じる(Action) 改善策を新たなプロジェクト計画に反映する(Plan) 改善策を実施する(Do)
という活動を継続的に繰り返すことをいいます。
余談になりますが、PDCAサイクルという言葉を知っている多くの人が、Plan、Doで力尽きてしまっています。
なぜかご存じですか?
Planから始めるから、息切れを起こして失敗するのです。実は、改善プロセスのコツはCheckから始めることなのです。
成果を生み出す一番の要因は、すみずみまで入念に計画することです。
プロジェクトマネージャとリーダだけで計画するのではなく、プロジェクトメンバを巻き込みましょう。
プロジェクトメンバが自分たちで計画していくからこそ、過去の失敗を改善し、より効果的なプロセスに変えていくという向上意識が生まれるのです。
たとえば、想定外のことでトラブルがあったプロジェクトのあとには、プロジェクトメンバに「この次はリスク管理計画を重点的にやろう」という自発的な動きがでてきます。
想定外のトラブルが発生しないように、不安要素を徹底的に洗い出し、すべて潰し込んでから、安心して進めたい、という意識が働くのです。
そして、すべての作業を手順化し、スケジュールに落とし込みます。さらに、みんながスムーズに仕事をするための最低限のルールを決めておきます。
不明確なことは、「いつまでに明確化する必要があるか」をふまえて、「明確化するための作業」として洗い出します。
あとは、状況の変化に合わせて計画を修正しながら、計画に従って進めるだけです。
プロジェクトマネジメントをきちんと行うことで、あなたはこのような問題から解放されます。
始まったばかりだというのに、どう考えても大赤字を覚悟せざるを得ないプロジェクトを受注してしまう。 仕事をスタートさせたはよいが、要求はひとつもまとまっておらず、設計書は穴だらけ。 「急げ」と言われて開発を始めるも、質疑応答のタイムラグばかり。しかし、期日を切られているので、進捗は上がらないのに残業が増えていく。 変更に次ぐ変更で、何が正しい要件か分からなくなる。いつ、何が変更になったのか、メンバ間で認識が合わない。 エンジニアのやる気が損なわれ、社内は活気がなく、淀んだ雰囲気。 残業続きで疲れが溜まり、遅刻・欠勤が増えていく。ダラダラと仕事をするのが習慣になる。 プロジェクト後半になると、トラブルが増え、進捗が停滞し、残業がさらに増える。 リーダからの増員要請に答えるが、生産性がさらに下がる。目の前のことをこなすだけで精一杯。いつ終わるのか、明確に答えることができなくなる。 どうにかこうにか納品したものの、運用開始と共に、とめどなく障害が発生。プロジェクトは終わったのに障害対応に追われ、いつまでもお金を稼ぐ仕事に入れない。 利益率が低く、収益が安定しない。 ボーナス時期やプロジェクトのはざまの資金繰りが大変。 せっかく育った社員が疲弊してやめていく。
もし、プロジェクトマネジメントの強化をしないとどうなるのか
今までと何も変わりません。いま、あなたが抱えている悩みをどこまでも引きずっていくだけのことです。たとえば…。
あなたは、お客様との信頼関係を築けず「安かろう悪かろう」というような金額でしか仕事を請けられません。
あなたは、プロジェクトを遠巻きにみて、いつもハラハラしながら、納期に間に合うことを神に祈るだけです。
あなたは、サービスインの前日から胃がキリキリと痛み、障害の連絡におびえながら数日を過ごします。
こうして、利益の薄いまま、資金繰りの苦労から抜け出せないのです。
Q:プロジェクトマネジメントを強化すると、受託金額が増えるのですか?
A:いいえ。増えません。
受注を増やしたり、高い金額の仕事を請けたりするには、いくつかのステップが必要です。
システム開発は、成功するより失敗するプロジェクトの方がはるかに多い世界です。もし、あなたの会社で飛び込み営業やマーケティングを強化したとしても、ムダなのです。
システム開発に失敗はつきもの。だからこそ発注担当者は、開発案件を「見ず知らずの会社」に発注しません。
もし仮に受注できても、生産性と品質が低くては、次の仕事を依頼されないでしょう。
生産性と品質を高め、お客様があなたの会社に格別の評価をしてこそ、営業やマーケティングが力を発揮するのです。
W・エドワーズ・デミングが提唱した通り、生産性と品質が高まれば、必然的にコストが下がります。プロジェクトは成功をおさめ、ムダにお金が出ていくことがなく、あなたの会社は利益が増えます。
さらに、お客様が喜ぶ仕事をすることで、あなたとお客様との信頼関係ができていきます。いくつかのプロジェクトをしっかりとやり遂げることで、お客様はあなたに仕事を頼みたくなります。
このような積み重ねを経て、あなたのまわりに人の輪が広がっていくのです。
私が支援したプロジェクトが、生産性と品質を高めることができる理由とは
エンジニアが開発の生産性を上げるポイントは、次のふたつです。
・考える時間と作業する時間を分けること
・手戻りに注意して、ひとつひとつの作業品質を上げること
多くのエンジニアは、プロジェクトマネージャやリーダの指示を解釈するために、考える時間を多く取ります。また、たいていの指示は「ザックリした」もので、アウトプットが明確になっていません。
だから、暗中模索、試行錯誤、紆余曲折、二転三転しながら作業することになります。そして、出来上がりがマネージャやリーダのイメージと違う場合には、何度もやり直しになります。
さらに、マネージャやリーダがエンジニアのアウトプットをタイムリーにチェックできないとき、その作業への指摘は何日か後になります。エンジニアは数日前の作業内容を思い出しながら修正作業をするので、すぐチェックしたときより多くの時間が必要になります。
私は、このようなムダを取り除くためのツールとしてスケジュールの各項目を詳細に記述したWBS辞書を使います。作業の開始条件、インプット情報、アウトプット、作業プロセス、終了条件などを記載したものです。
WBS辞書があれば、プロジェクトマネージャとエンジニアは作業に共通の認識を持つことができます。また、エンジニアが別のエンジニアに作業を引き継ぐときも、積み残しの仕事が何か、明確になります。
エンジニアは、作業内容についてあれこれ考える必要はなく、自分のスキルを活かして作業に専念できます。そして、終了基準を見たしたものは、必然的に品質の高いアウトプットになるのです。
これまでの話をまとめます。
私がプロジェクトマネジメントをご支援することで、あなたのビジネスには、こんな効果が生まれます。
運用が始まってからシステムにトラブルをなくします。
運用開始後のトラブルは、お客様の仕事への影響が甚大です。当然、すごい剣幕でお叱りを受ける中、スピーディーな対応が求められます。
しかし、使い始めたシステムを動かしたまま、トラブルを解決するのは大変なことです。事態の収拾までにかかるコストは持ち出し、さらにお金を稼ぐための仕事が一切できなくなります。
こうならないように、単に大量のテストケースを消化するという根性論ではなく、ひとつひとつの作業品質を大切にします。
開発中に発生する作業のとどこおり、やりなおし、遅れを激減させます。
あなたがプロジェクトの問題解決に飛びまわる時間やストレスをなくします。あなたは本来の仕事である経営や部門のマネジメントに使う時間を十分にとることができ、ビジネスをスピーディーに進められます。
スタッフを慢性的な残業地獄から解放し、仕事にメリハリをつけます。
効率的な仕事の進め方によって、残業代が大幅に削減できるでしょう。
不安を抱えて迷いながら、作業をおそるおそる進めていたスタッフに、安心して自分の作業に集中できる環境を提供します。
スタッフも巻き込んで、リスクや不安への対応策も計画にふくめます。みんなが納得のいく計画を立てたら、「あとは迷わず実行するだけ」です。
小さな失敗や小さな問題に目が向く余裕を作ります。
小さな問題でも、ほったらかすと、いずれ大きな問題になります。大きな問題によって、責任のなすりあいが始まります。小さな失敗を見落とさず、すみやかににリカバリするのが、品質管理のあるべき姿です。より多くの(無駄な)テストケースを消化することではありません。
エンジニアにもっと仕事を楽しんでもらいます。
効率的に仕事を進め、結果を出せるようになるから、エンジニアは仕事が面白くなります。今まで以上に情熱を傾け、工夫を重ねていき、生産性と品質はグングン高まっていきます。これが、お客様との信頼関係を強くする基本なのです。
仕事が面白いから、がんばれる。がんばれるから、結果が出る。早く結果が出るから、自信になる。
誰しも、3年前と今の自分を比べても、なかなか自信につながるほどの成長を実感できないものです。でも、3~6ヶ月で同じくらいの成長を実感できたら、絶対的な自信につながります。
システムとドキュメントの一貫性を保ちます。
保守開発に入るころには、当時開発したエンジニアや顧客のシステム担当者がいなくなっており、システムの実態がわからないという状況は後をたちません。ドキュメントがいつも最新の状態になるように変更管理を徹底し、状況をよくします。
効率的に仕事を進めるノウハウがチームやスタッフに定着します。
改善を重ねながらより大きな成果を積み上げていくことでしょう。
生産性を上げると、時間に余裕が生まれます。時間の余裕が気持ちのゆとりにつながります。
その余裕をどう使うのか?
残業せずに多くの作業をこなしていけば、収益が増えたり、価格を下げたりできます。新しい分野に進出するためのスキルを身につけることもできます。いろいろなチャレンジをすることができるようになりますね。
仕事を明文化しておくことで、仕事に慣れるまでの時間を圧倒的に短くできます。
実はこれが隠れた大きなメリットなのです。ノウハウを共有することで、最近入社した社員でも驚くべきスピードで戦力に代わります。社員の入社・退社のリスクに対応できるようになります。
より強固にしたお客様との信頼関係が作れます。
生産性と品質の両立こそが信頼を支える基礎となります。コストのかかる新規顧客の開拓にいそしまずとも、既存顧客との継続的なビジネスで収益を見込めます。
生産性と品質に対する自信が生まれます。
事業を拡大していく上で、集客やセールス、マーケティングは欠かせません。実績はもちろん、自信が持てるからこそ、新規顧客を開拓し、継続的なお取り引きを維持することができるのです。
短期間にエンジニアのスキルが上がります
実戦的な訓練をすることがスキルアップの一番のポイントです。
しかし、エンジニアは、プロジェクト期間中に「本来やるべき仕事」以外に、迷っていたり、調整していたり、やり直したり、かなりの無駄な時間を使っています。
この時間を本来の設計や開発の仕事に使うことができたら、今までよりもはるかに腕を磨くことができるでしょう。
私があなたの会社のシステム開発プロジェクトに参加し、高い品質を維持して生産性を上げる方法を直接指導します。
これには、大きく分けてふたつのやり方があります。
ひとつは、私があなたのプロジェクトにプロジェクトマネージャとして参加し、リーダの方にアシスタントをして頂きながらプロジェクトマネジメントスキルを磨いていただくやり方です。
もうひとつは、リーダの方がプロジェクトマネージャとなり、私は PMO としてプロジェクトに関わるやり方です。
まだ経験の浅いリーダであれば前者を、複数のプロジェクトにかかわるようであれば後者をお勧めします。
また、私のサービスの特長は、現場のエンジニアとの連携を蜜に仕事を進めるところです。前述のように、仕事の進め方を合意しながら、エンジニアが生産性を発揮できるようにフォローしていきます。
あなたが受注したプロジェクトを成功させ、あなたの大切なお客様に喜んでいただくために。
あなたの会社のプロジェクトに参加し、見積もり、綿密な計画、仕事の進め方など、手取り足取り、懇切丁寧にご指導しながら、プロジェクトを進めます。
ただし、プロジェクトマネジメント委託サービスは、1社専任のサービスです。対応できるのは、1社限定となります。すでにプロジェクトに参加している場合には、残念ながらお引き受けすることができないことをご了承ください。
サービスの概要
◆東京都(23区)、千葉県(総武線沿線)、神奈川県(横須賀線沿線)に限定したサービスです。
◆契約形態は、準委任契約です。
◆金額は月120万円~150万円、支払いサイト30日、3ヶ月単位のご契約です。システムエンジニア2名程度の価格です。
◆以下の場合は、毎月のお支払い時にご清算をお願いいたします。
・常駐場所からの出張が必要な場合、旅費、交通費は実費を申し受けます。
・出張先が弊社所在地から片道2時間を超える場合、または宿泊を伴う場合は、1日当たり2万円を申し受けます。
◆勤務地、勤務条件などは、御社の事情も加味し、委細ご相談の上決定といたします。
◆このサービスでは、御社が受注したプロジェクトを無事に集結させるために必要なことを、ケースバイケースで実行します。
◆発注企業からの値引き要求や、著しい追加要求など、御社の経営的な判断が必要な場合は、顧客との調整や、実施の判断は御社にお願いいたします。
◆御社の経営的な判断が必要な場合、弊社は状況をふまえた判断材料のご提供や、実現に向けての計画立案など、可能な限りご支援いたします。
ご応募の流れ
案件のご相談の際には、以下の情報をご連絡ください。
(登録フォームは準備中です)
・業務内容、期待される役割
・契約期間、延長有無、延長確定時期
・就業時間
・勤務地
・業務上必要な出張の有無
・その他必要事項があればご提示ください。
ご連絡を頂いてから3営業日以内に面談の日程調整のご連絡をいたします。
対応できるのは、1社限定となります。
(短縮版)プロジェクトマネジメント委託サービスのご案内
プロジェクトマネジメント委託サービスのご案内
(2012年末時期に募集の予定です。現在は募集していません)
有限会社システムデザイン研究所の吉田智彦です。
業務システムの設計・開発を手掛けるソフトハウスの経営者、管理職のあなたへ。
納期の遅れ、納品後の障害、赤字プロジェクト、お客様とのトラブル…。今後一切、こんな問題から解放されましょう。
残業地獄にならず、納期に間に合い、運用をスタートしたらトラブルなし。きちんとしたドキュメントが残っているから保守開発も安心。
あなたの会社がそんなふうになれば理想的ですね。
そのためには、効率よい開発プロセスにすることです。チームのメンバが効率的な仕事の進め方を身につけることで、プロセス改善が社内の習慣として定着します。
このような活動を続ければ、あなたは、ひとつひとつのプロジェクトで、しっかりと利益を出せるでしょう。
プロジェクトの成果をより大きくするために、私があなたの会社のプロジェクトに参加し、直接ご支援します。
吉田智彦プロフィール
システムデザイン研究所の吉田智彦です。
私は、ソフトハウスのプログラマを経て、1997年に独立しました。1998年頃よりプロジェクトマネジメントの仕事をはじめました。
大手SIベンダ、パッケージソフトウェアメーカ、金融系システム開発ベンダなどのお客様と、大規模な業務系システム開発・構築のプロジェクトマネジメントを数多く手がけています。
お客様からは、よく「プロジェクトをキッチリ終わらせてくれるから、吉田さんにまかせれば安心だよ」というお言葉をいただきます。
また、自分のプロジェクト経験や、そこから得た教訓をもとに、プロジェクトをうまく進めるための考え方を「ハッピィ・エンジニアリング(ソフトバンククリエイティブ刊)」という本にまとめました。
私は、これらの知識や経験を総動員して、あなたのプロジェクトが成功を収めるよう、力の限りご支援いたします。
利益率=生産性。しかし…どうしてうまくいかないのか?
生産性を上げたいと願っているのに、どうしていつもうまくいかないのでしょうか?
多くの人は、技術者のスキルを上げれば生産性が高まると誤解しているのです。
もちろん、技術者のスキルが高いにこしたことはありません。しかし、スキルアップには多くの時間と労力がかかります。
スキルを上げる取り組みのほかに、速効性の高いアプローチが必要なのです。
トラブルなく、プロジェクトをスムーズに推進していくには
プロジェクトマネジメントの強化をするのがベストです。
たった4つのプロジェクト管理資料を軸とした、効率的な開発プロセスに改めることで、仕事をとどこおりなく進めることができます。
管理資料の作成や、実際のプロジェクト運営には、プロジェクトマネジメントの教科書には書かれていないコツがいくつもあります。
そのコツを知っているか、知らないかで、効果は大きく変わります。
いち早く成果を上げたい。そのコツを知るにはどうすればいい?
プロジェクトマネジメントの支援を専門に行うコンサルタントにプロジェクトに参加してもらいましょう。
意外とコストもかかりません。私の場合は、おおよそシステムエンジニア2人分の金額で、あなたの会社のプロジェクトだけをご支援します。
専門家と一緒にプロジェクトに関わることで、エンジニアの方々は効率のよい仕事の進め方を経験できます。
さらに、専門家と作り上げた成果物を使いまわしたり、改善して利用したり、今後活用できる多くのノウハウが資産として残ります。
私に支援をご依頼の場合、あなたの会社のリーダやエンジニアの方が手に入れるスキルとは、たとえばこんなものです。
プロジェクトをスムーズに進める方法 品質と生産性をトレードオフせず、両立させる方法 生産性を最大限に高める方法 進捗を管理する方法 成果物の一貫性を保つ方法 顧客、元請け、利害関係者すべてがハッピーになるような調整をする方法
なぜプロジェクトマネジメントで生産性が上がるですか?
プロジェクトマネジメントには、継続的な改善を繰り返す考え方があります。
成果につながっていないムダな時間をなくし、成果に結びつく活動に十分な時間を使います。
そして、以前のプロジェクトの経験や反省を次のプロジェクトに活かします。
だから、プロジェクトを経験すればするほと、生産性や品質は高まっていきます。
しかし、効果はこれだけではありません。
成果を生み出す一番の要因は、すみずみまで入念に計画することです。
プロジェクトマネージャとリーダだけで計画するのではなく、プロジェクトメンバを巻き込みましょう。
プロジェクトメンバが自分たちで計画したからこそ、過去の失敗を改善し、より効果的なプロセスに変えていくという向上意識が生まれるのです。
たとえば、想定外のことでトラブルがあったプロジェクトのあとには、プロジェクトメンバに「この次はリスク管理計画を重点的にやろう」という自発的な動きがでてきます。
想定外のトラブルが発生しないように、不安要素を徹底的に洗い出し、すべて潰し込んでから、安心して進めたい、という意識が働くのです。
すべての作業を手順化し、スケジュールに落とし込みます。
そして、みんながスムーズに仕事をするための最低限のルールを決めておきます。
あとは、計画通りに進め、状況の変化に合わせて計画を修正するだけです。
プロジェクトマネジメントをきちんと行うことで、あなたは次のような問題から解放されます。
始まったばかりだというのに、どう考えても大赤字を覚悟せざるを得ないプロジェクトを受注してしまう。 仕事をスタートさせたはよいが、要求はひとつもまとまっておらず、設計書は穴だらけ。 「急げ」と言われて開発を始めるも、質疑応答のタイムラグばかり。しかし、期日を切られているので、進捗は上がらないのに残業が増えていく。 変更に次ぐ変更で、何が正しい要件か分からなくなる。いつ、何が変更になったのか、メンバ間で認識が合わない。 エンジニアのやる気が損なわれ、社内は活気がなく、淀んだ雰囲気。 残業続きで疲れが溜まり、遅刻・欠勤が増えていく。ダラダラと仕事をするのが習慣になる。 プロジェクト後半になると、トラブルが増え、進捗が停滞し、残業がさらに増える。 リーダからの増員要請に答えるが、生産性がさらに下がる。目の前のことをこなすだけで精一杯。いつ終わるのか、明確に答えることができなくなる。 どうにかこうにか納品したものの、運用開始と共に、とめどなく障害が発生。プロジェクトは終わったのに障害対応に追われ、いつまでもお金を稼ぐ仕事に入れない。 利益率が低く、収益が安定しない。 ボーナス時期やプロジェクトのはざまの資金繰りが大変。 せっかく育った社員が疲弊してやめていく。
もし、プロジェクトマネジメントの強化をしないとどうなるのか
今までと何も変わりません。いま、あなたが抱えている悩みをどこまでも引きずっていくだけのことです。たとえば…。
あなたは、お客様との信頼関係を築けず「安かろう悪かろう」というような金額でしか仕事を請けられません。
あなたは、プロジェクトを遠巻きにみて、いつもハラハラしながら、納期に間に合うことを神に祈るだけです。
あなたは、サービスインの前日から胃がキリキリと痛み、障害の連絡におびえながら数日を過ごします。
こうして、利益の薄いまま、資金繰りの苦労から抜け出せないのです。
私が支援したプロジェクトが、生産性と品質を高めることができる理由とは
エンジニアが開発の生産性を上げるポイントは、次のふたつです。
・考える時間と作業する時間を分けること
・手戻りに注意して、ひとつひとつの作業品質を上げること
プロジェクトマネージャやリーダの指示は、たいてい「ザックリした」ものです。
多くのエンジニアは、プロジェクトマネージャやリーダの指示を解釈するために、考える時間を多く取ります。
そして、暗中模索、試行錯誤、紆余曲折、二転三転しながら作業することになります。さらに、出来上がりがマネージャやリーダのイメージと違えば、何度もやり直しになります。
私は、このようなムダを取り除くために「作業の明確化、手順化」に重点を置いています。
だから、エンジニアはすぐに作業に専念でき、品質が高い成果を出せるのです。
多くのプロジェクトマネージャは、「作業の明確化、手順化」しないから、エンジニアのパフォーマンスが上がらないのです。
これまでの話をまとめます。
私がプロジェクトマネジメントをご支援することで、あなたのビジネスには、こんな効果が生まれます。
運用が始まってからシステムにトラブルをなくします。
運用開始後のトラブルは、お客様の仕事への影響が甚大です。すごい剣幕でお叱りを受ける中、スピーディーな対応が求められます。
しかし、使い始めたシステムを動かしたまま、トラブルを解決するのは大変なことです。
事態の収拾までにかかるコストは持ち出し、さらにお金を稼ぐための仕事が一切できなくなります。
こうならないように、単に大量のテストケースを消化するという根性論ではなく、ひとつひとつの作業品質を大切にします。
開発中に発生する作業のとどこおり、やりなおし、遅れを激減させます。
あなたがプロジェクトの問題解決に飛びまわる時間やストレスをなくします。
あなたは本来の仕事である経営や部門のマネジメントに使う時間を十分にとることができ、ビジネスをスピーディーに進められます。
スタッフを慢性的な残業地獄から解放し、仕事にメリハリをつけます。
効率的な仕事の進め方によって、残業代が大幅に削減できるでしょう。
不安を抱えて迷いながら、おそるおそる仕事をしているエンジニアに、安心して自分の作業に集中できる環境を提供します。
プロジェクトメンバも巻き込んで、リスクや不安への対応策も計画にふくめます。みんなが納得のいく計画を立てたら、「あとは迷わず実行するだけ」です。
小さな失敗や小さな問題に目が向く余裕を作ります。
小さな問題でも、ほったらかすと、いずれ大きな問題になります。大きな問題によって、責任のなすりあいが始まります。
小さな失敗を見落とさず、すみやかににリカバリするのが、品質管理のあるべき姿です。より多くの(無駄な)テストケースを消化することではありません。
エンジニアにもっと仕事を楽しんでもらいます。
効率的に仕事を進め、結果を出せるようになるから、エンジニアは仕事が面白くなります。
今まで以上に情熱を傾け、工夫を重ねていき、生産性と品質はグングン高まっていきます。これが、お客様との信頼関係を強くする基本なのです。
システムとドキュメントの一貫性を保ちます。
保守開発に入るころには、当時開発したエンジニアや顧客のシステム担当者がいなくなっており、システムの実態がわからないという状況は後をたちません。
ドキュメントがいつも最新の状態になるように変更管理を徹底し、保守開発にそなえます。
効率的に仕事を進めるノウハウがチームやスタッフに定着します。
改善を重ねながらより大きな成果を積み上げていくことでしょう。
生産性を上げると、時間に余裕が生まれます。それが気持ちのゆとりにつながります。
残業せずに多くの作業をこなしていけば、収益が増えたり、価格を下げたりできます。新しい分野に進出するためのスキルを身につけることもできます。
ゆとりを持てれば、いろいろなチャレンジをすることができるようになりますね。
仕事を明文化しておくことで、仕事に慣れるまでの時間を圧倒的に短くできます。
ノウハウを共有することで、最近入社した社員でも、驚くべきスピードで戦力になります。社員の入社・退社のリスクに対応できるようになります。
実はこれが隠れた大きなメリットなのです。
より強固にしたお客様との信頼関係が作れます。
生産性と品質の両立こそが信頼を支えます。コストのかかる新規顧客の開拓にいそしまずとも、既存顧客との継続的なビジネスで収益を見込めます。
短期間にエンジニアのスキルが上がります
実戦的な訓練をすることがスキルアップの一番のポイントです。
エンジニアの、迷っていたり、調整していたり、やり直したりする無駄な時間をなくし、本来の設計や開発の仕事に使うのです。
私があなたの会社のシステム開発プロジェクトに参加し、高い品質を維持して生産性を上げる方法を直接指導します。
これには、大きく分けてふたつのやり方があります。
ひとつは、私があなたのプロジェクトにプロジェクトマネージャとして参加し、リーダの方にアシスタントをして頂きながらプロジェクトマネジメントスキルを磨いていただくやり方です。
もうひとつは、リーダの方がプロジェクトマネージャとなり、私は PMO としてプロジェクトに関わるやり方です。
まだ経験の浅いリーダであれば前者を、複数のプロジェクトにかかわるようであれば後者をお勧めします。
また、私のサービスの特長は、現場のエンジニアとの連携を蜜に仕事を進めるところです。仕事の進め方を合意しながら、エンジニアが生産性を発揮できるようにフォローしていきます。
あなたが受注したプロジェクトを成功させ、あなたの大切なお客様に喜んでいただくために。
あなたの会社のプロジェクトに参加し、見積もり、綿密な計画、仕事の進め方など、手取り足取り、懇切丁寧にご指導しながら、プロジェクトを進めます。
ただし、プロジェクトマネジメント委託サービスは、1社専任のサービスです。対応できるのは、1社限定となります。すでにプロジェクトに参加している場合には、残念ながらお引き受けすることができないことをご了承ください。
サービスの概要
◆東京都(23区)、千葉県(総武線沿線)、神奈川県(横須賀線沿線)に限定したサービスです。
◆契約形態は、準委任契約です。
◆金額は月120万円~150万円、支払いサイト30日、3ヶ月単位のご契約です。システムエンジニア2名程度の価格です。
◆以下の場合は、毎月のお支払い時にご清算をお願いいたします。
・常駐場所からの出張が必要な場合、旅費、交通費は実費を申し受けます。
・出張先が弊社所在地から片道2時間を超える場合、または宿泊を伴う場合は、1日当たり2万円を申し受けます。
◆勤務地、勤務条件などは、御社の事情も加味し、委細ご相談の上決定といたします。
◆このサービスでは、御社が受注したプロジェクトを無事に集結させるために必要なことを、ケースバイケースで実行します。
◆発注企業からの値引き要求や、著しい追加要求など、御社の経営的な判断が必要な場合は、顧客との調整や、実施の判断は御社にお願いいたします。
◆御社の経営的な判断が必要な場合、弊社は状況をふまえた判断材料のご提供や、実現に向けての計画立案など、可能な限りご支援いたします。
ご応募の流れ
案件のご相談の際には、以下の情報をご連絡ください。
(登録フォームは準備中です)
・業務内容、期待される役割
・契約期間、延長有無、延長確定時期
・就業時間
・勤務地
・業務上必要な出張の有無
・その他必要事項があればご提示ください。
ご連絡を頂いてから3営業日以内に面談の日程調整のご連絡をいたします。
対応できるのは、1社限定となります。