ステップアップ経済学~公務員「裁判所事務官」試験対策のブログ

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公務員「裁判所事務官」試験で出題される「経済学」について、合格点を取るためのノウハウをお教えします。

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前回、平成26年(今年)の「経済学」について、
出題内容をおおまかに書きました。

その中で、「昨年と全く同じジャンルの問題」が
含まれていたこと、受験生の皆さんは気づかれましたか?

私は、該当の問題を見て、

「受験生であれば、当然過去問題くらいは
 一通り解いてきているよね?」
・・・という採用者側のメッセージをひしひしと感じました。
しかし、「去年出たばかり」のテーマを再度出してくるとは、予想もしませんでした・・・
詳しくは、次回の解説動画でお話ししますが・・・
やはり過去問題は、ばかにできない!ですね・・・
でも、昨年と同じテーマを出すって…浪人生に有利であるような?ないような?
受験生の皆さん、お疲れ様でした。
裁判所事務官「経済学」、出来は如何でしたか?

簡単に出題を振り返ると、以下の通りです。

<マクロ経済学>
新古典派成長モデル     B
ケインズ理論          A
マクロモデル          A
金融政策            C
マンデル・フレミングモデル B

<ミクロ経済学>
費用最小化          A
投票のパラドックス     C
税負担(従価税)      A
独占価格          A
外部不経済        B

A→易~標準、B→やや難、C→難 を示しています。
予想通り、平年並みの難易度に戻りました。

ミクロの方が、解きやすい問題が多く、 
上記で示した
A問題を全て取って、5点
B~C問題から1問取って、+1点
合計6点 
が、おおむね合格レベルでしょう。

後日、youtube映像にて、ポイント講義を公開します。
お楽しみに!
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今年の裁判所事務官試験が、いよいよ来週6月1日(日)に
迫ってきましたね。

昨年の「経済学」出題テーマは、以下でした。
難易度A(易~標準)B(やや難)C(難)としています。

<マクロ経済学>
トービンのq        A
新古典派成長モデル  C
ISバランス         B
貨幣乗数         A
成長の要因分解     B

<ミクロ経済学>
補償需要関数      C
パレート最適       A
比較生産費説      A
ベルトラン競争     B
補償変分         C

例年、「ひねった」出題が多いのが特徴ですが、
昨年については、「B」以上の問題が半分以上を占め、
受験生を苦しめました。

特に、6問目の「補償需要関数」10問目の「補償変分」については、
基本テキストには出てこない概念であるため、
非常に厳しい出題でありました。

今年は、この反動を受け、
一昨年並みのレベルに戻ると思います。
(10問中6問は、テキスト範囲の標準問題)

傾向としては、ミクロ・マクロともに
「国際経済学」の分野から 各1問は出題 されています。

そこで、今年の 出題予想 です。

TPPなど、関税・貿易に関する話題が多いというということもあり、

ミクロ→「関税の余剰分析」
マクロ→「貿易に関する諸理論(ヘクシャー=オリーンの定理など)」
の所を、最終点検しておいてください!

では、受験生の皆さん、最後の追い込み、がんばりましょう!

ミクロ、マクロ経済学が初めての方のために、 案内動画を作りました。
来年度の公務員試験をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。