さあ、前回ゲルマン民族大移動を追いかけて終わった続きになります。(遅々として進まないなあ)

 

 

その土地の言葉は、次なる侵略者によって奪われる危機もはらんでいます。

強制的に「今日から〇〇語を禁止、△△語を公用語にする!」と勝手に決められる場合もあるし、色んな民族が入ってきたことで緩やかに変化して、原形をとどめなくなっていく場合もあります。

 

アングルの言葉としてスタートした英語。

なにせ入れ替わりが激しいブリテン島の攻防が収まったわけではないのです。

8世紀の終わりに、デーン人が侵入してきます。

 

出た、新キャラガーン

デーン人・・・知らない。。

えーっと、なになに・・・

≪現在のスカンジナビア半島あたりの北方ゲルマン(ノルマン)人の一派。。。≫

ゲルマン人については、前回調べました。

⇒過去記事 英文法のなぜシリーズ②

 

ん?ノルマン人・・・真顔?

おや、じゃ、デーン人って?

ゲルマン人と同様に、ノルマン人も大移動していました。

要因は、やっぱり寒いこと。それから人口が増えて土地が足りなくなったこと。

 

☆ノルマン人の一派ルーシー族はロシアへ

後に、スラブ人やウクライナ人を支配して、キエフ公国を建国する流れに。

 

☆フランスへ流れた人たちはノルマンディ公国を建国。

 

☆イングランドに向かった人たちがデーン人と呼ばれます。

航海術に優れて海上で取引・商売、または略奪行為に及ぶこともありバイキングとして知られる一派です。

 

ブリトン人⇒アングロサクソン人⇒デーン人とブリテン島は次々に勢力拡大する民族が入れ替わって、よもやデーン人の言葉である古ノルド語に取って代わられるか??という危機に。

 

ここで登場するのがアレクサンダー大王

デーン人と和議を結んでブリテン島の北東部はデーン人、南西部はアングロサクソン人の支配ってことに決めます。

次第に、二つの言葉は混ざり合い、今の英語に近づいていきます。

 

ところで、ここでお約束のセリフを言っていいですか?

 

アレクサンダー大王って、どんな人だったっけ?ガーンあせるあせる

後日、アレクサンダーって誰?を調べなきゃ・・・

 

*追記*

この後、この記事の続きにオチがあります。

そっちも併せてこちら↓も読んでください。じゃないと間違った情報が伝わっちゃうので・・・

アレクサンダー大王ってどんな人?