以前、≪10歳から知っておきたいお金の心得≫≪14歳からのお金の話≫という本を紹介しました。

 

基本のキから教えてくれて、とても分かりやすかったです。

ただ、お金の世界ってどんどん進歩しているから、電子マネーとか、世界はデジタルになっておりますよね。

デジタルに進化って言い方自体がもう古いかもしれませんが・・・w

 

14歳~の方の池上解説では、デジタル方面の話は取り扱っていなかったので、別の本をアマゾンで取り寄せてみました。

 

6歳になった!!w

この著者の八木さんという方は、前回の10歳の方も手掛けている方だったので、どうかなと思って買いました。

経済の本は、沢山の人が書いているけど、色々読んで比べないと分かんないかもね。

 

今回のこの本は、6歳の子でも読めるよというコンセプトではなくて、親の方が子どもに聞かれたり説明したいときに、こんな風な例えや会話に持っていくと理解してもらいやすいですよという指南書です。

銀行を利用する際に子供に説明したいポイント

株主になるとはどういうことか?

などなど。

 

子どもが「お母さん、〇〇ってなあに?」と聞いてきたという設定で会話例が時々載っているんだけど、「〇〇って、じゃ、つまり△△っていうのと同じこと?」みたいに子どもの理解がめっちゃ早かったりする。

著者も書いていますが、実際はそんなにすんなり理解してくれたり、興味が続かないこともあると思いますので、あくまで一例ですと。

 

まぁ・・・そうだろうなぁ。

投資とかにチャレンジしちゃう子どもならともかく、多くは「お年玉をもらって、半分使って、半分は貯金もしくは預金」ぐらいの認識じゃないでしょうか。

わたしら昭和世代では、お年玉イコール貯金というものでした。(家庭によって異なると思いますが、わたしの周りの友人はみんなそうでした)

 

わたしの家庭では、小学生までは1年生は100円、2年生は200円という牧歌的な月額お小遣いシステムでしたが、洋服とか本とかはお小遣いとは別に買ってもらっていたので、毎月200円のお小遣いを何に使うかと言えば、友達にプレゼントにあげる鉛筆代とかハンカチ代などです。

 

姪っ子は、わたしの子ども時代と違い、お手伝いでお小遣いをもらうシステム(洗濯物たたみや飼い犬のゲージの掃除など)で、お年玉は欲しいものを買って一気に使うタイプです。

(現在は、高校生なのでアルバイトしています。)

見ていて、スカッとするくらい買いたかったマンガの全巻をまとめ買いしたり、ライブチケット代などに消費していました。

 

おとなになってからの5000円は、ちょっと買い物すると割とすぐになくなります。

わたしが好んで買う書籍はたいてい一冊1500~2000円くらいしますし、数冊買えばすぐです。

しかし、子どもの頃の5000円は大金だから、それをバーンと使うというのもある意味いい経験なのかもしれない。何のためにお金を貯めているかと言えば、必要で欲しいものを買う為です。老後のたくわえの為という思考で生きてると経済は回んないかもしれないw

 

時々、父親が冗談で「お父さんに投資しないか?」などと持ち掛けてきました。投資というか、一時貸してくれみたいなことです。返してくれるなら、別にそれに特に異存も無かったですけどね。

 

今回のこの本に確か載っていたような気がしますが、≪お父さん銀行への投資ごっこ≫というのも例になっていた気がします。

この場合は、単に一時貸すだけでなくて、きちんと利子もつけて返すよというシステムで、ひと月5%の利子をつけるという、増えていることが分かりやすい利率で銀行がどのように機能しているのかを説明にもなるというご家庭チャレンジでした。

 

今どきのように、0.002%とか言われたって、全く増えた感じが実感しにくいですもんね。

 

お父さんが、ちゃんと利子をつけてくれる方のみにおススメです。

ちゃんと、お父さん銀行の通帳とかも作るくらいのリアリティがあると尚いいですよね。