こんにちは。音楽を活用して
幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
ほとんどの親は我が子が生まれる前
「健康でさえいてくれればそれでいい」
と、それだけを願っていますよね・・・?
ところが
「這えば立て 立てば歩めの親心」
という言葉あるように
子どもの成長に合せて親も少しずつ夢が膨らみ
「もっとこうなってくれたら・・・」
「あんな風になって欲しい・・・」
という願いも変わってきます。
そんな中
「〇〇ちゃんって凄いよね」
「〇〇くんって頑張ってるよね」
と親が何気なく言った一言に
親の想像以上に
子どもが傷付いている事があります。
親が言葉で言わずとも子どもは
「あなたに比べて、〇〇ちゃんって凄いよね」
「〇〇くんって頑張ってるよね。
それに比べてあなたは・・・」
と言葉にしていない事まで感じ取り
自己肯定感が下がり
無言のプレッシャーを感じる場合もあります。
一番辛いのは自己肯定感が下がる以上に
親に対して
「寂しさ」や「孤独感」を強く感じる事です。
その子なりに頑張っているのに
「お母さんは私の事より
他のお友達の事ばかり見ている」
もっと深く受け止めている場合は
「お母さんは私の事より
〇〇ちゃんの方が好きなんだ」
とまで思う場合もあります。
「一番大好きな親が自分より
他の子が好きなんだ」
と感じさせる言葉は
子どもを孤独にし、
自信やポジティブな気持ちも
失くしてしまいますよね・・・。
もし、あなたがお付き合いしている彼がいて
その彼から
「△△ちゃんて素直でかわいいよね~」
と言われたら、言葉は無くても
「私は素直じゃないし
かわいくないって言いたいんでしょ!」
と気分を害したり落ち込んだりしないでしょうか・・・?
子どもはとても素直で敏感です。
子ども自身は自分の気持ちを言語化出来なくても
ちょっとした言葉から
心深く傷付いたり
また逆に励まされると親の予想を遥かに超えて
勇気を持って行動出来ます。
親自身もつい他の子の事を口にしてしまうのは
親自身がブレていて
まずは一番大切な我が子を
しっかり見ていないからかもしれません
親自身が
「目には見えない本当に一番大切な事」
を見失い
周りの親や子に対し表面的な事だけ見て
「羨ましい病」
にかかっているのではないでしょうか・・・?
実は子どもはその親の
「羨ましい病」
を全て分かっています。
そんな親から
「〇〇ちゃんって凄いよね」
「〇〇くんって頑張ってるよね」
といつも聞かされると
子どもは自信も勇気も持てません。
だって子どもが自分の事を
一番見て欲しい親
一番分かって欲しい親の気持ちは
他の子にばかり向いているのですから・・・。
また、もしかしたら
いつも周りが「羨ましい」と感じる親は
昔からそう感じながら
これまで生きてきたのではないでしょうか・・・?
その場合、その子どもも
自分を一番大切に感じる事が出来ない
その感情を引き継いでしまう場合があります。
そうならない為にも、あなたの代で
「羨ましい病」は
止めてしまいましょう。
正直、子どもが大きくなるにつれ
勉強の成績やお稽古事、
スポーツでの評価など
色んな順位や結果の差が出て来ます。
親も将来を考えると
不安になる気持ちにもなるかもしれません。
でも冷静に考えると
子どもの将来は
「一日一日の今の積み重ね」
ですよね。
自分自身があまり褒められずに育ち
心配性になっている親は
子どもの将来を心配する事が強いようです。
「今、こんな風にしていたら
将来、社会でやっていけない・・・」
など、我が子が幼児期や小学生の時期から
もう社会人になった時の事を
決めつけていないでしょうか・・・?
違うんです!
今、一番大切な人格成形の
「根っこ」
を作る大切な幼児期に
勇気と自信を持たせてあげる事が
親の一番の役目なのです。
その
「根っこ」
がしっかりしているからこそ
小学校・中学・高校・大学・社会人と
大変な事があっても
最後まで諦めずに
自分の力で頑張り抜く力を持てるのです。
「生きている今を大切に」
を言葉ではなく
親として愛情をしっかり伝えきれているか・・・?
「羨ましい病」の思いや言動が出ていないか・・・?
もう一度、自分自身の気持ちを見つめ直してみましょう。
我が子だけをしっかり見つめ
大きく深い愛で包んであげましょう。
大丈夫です。
あなたが大きく深い愛で
我が子を一番にしっかり見守る事が出来れば
きっとあなたのお子さんは
あなたの想像以上に大きく成長してくれます。
でっかく構えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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