こんにちは。音楽を活用して
幸せな園づくりをサポートするStepの山本です。
先日、TVで4歳児の天才ドラマーの紹介がありました。
短い時間しか観る事が出来なかったので
その後、少しインターネットで調べてみました。
2012年生まれ
2歳の時に神楽を観て和太鼓に惹かれ
ご両親が太鼓をプレゼントした所、
(太鼓の達人に出てくるような和太鼓)
喜んで叩き続けていたそうです。
3歳の頃にはドラムセットを叩き
今年から広島から大阪へ通い
プロドラマーのレッスンを受けているそうです。
この天才と呼ばれる男の子だって
何もしないでこのレベルに到達したのではありません。
「ツインペダル」と言って
体幹を支えながら両足それぞれドラムのペダルを
速い曲のテンポをキープしながら蹴る事は
4歳児の身体能力から言うと
とても大変な事でかなり練習を積まないと
演奏する事は出来ません。
(実は私自身も昔、ドラムを叩いておりツインぺダルも演奏していました(笑))
この男の子の事を調べようとしたら日本に限らず
「4歳 天才ピアニスト」
「天才少女 5歳の画力」
「5歳でメンサに入会したIQ159の女の子」
(「メンサ」とは人口比上位2パーセントのIQの持ち主が入会する国際グループ)
などなど
世界中に幼児期から
「天才」
と呼ばれるような能力を持つ子がたくさん見つかりました。
大人はどうしても自分の経験値から
「子どもだから」
「子どもには無理」
と始めから上限を想定してしまいがちです。
もちろん身体的に未成熟なので
スポーツなどは物理的な限界がありますが
それでも子どもが幼児期に
「ピン!」
と感じるものがあり
その様子を家族も
「ピン!」
と感じ取り
それに取り組む環境を与えてあげたら
子どもは大人の想像以上の能力を
発揮するかもしれません。
決して強制的でなく
幼児の時代から一つの事に興味を持ち
「自分がやりたいからやる」
「好きだからやる」
と夢中になってやる事があるのは素晴らしい事ですね。
また子どもがそう思っていても
家族の理解と協力無しでは
その思いを大きく育てる事は出来ません。
最初にお話した天才ドラマーくんも
興味を持った事をキャッチし
ご両親が和太鼓を購入した事。
また自宅練習がうるさくても温かく見守っていた事。
こういった環境があったからこそ
今の成長があるのです。
まだまだ一般的に子どもの評価の基準として
「学校での学業の成績が全て」
という考えの方が多い気がします。
実は私の知り合いで
不登校の時期もありながら
中学生の頃から自宅で寝ないで楽器の練習を積み重ね
大人のセミプロのミュージシャンの中で
学校では学ばない事をたくさん学び
努力の甲斐あって複数のコンクールで全国一位。
そして今年、世界で超一流と言われている
海外の音楽学校に特待生で
入学する男の子がいます。
その子のご家族も
「学校が全てではない」
「あの子には音楽がある」
と仰っていました。
その子も学校では心傷付き
辛い悲しい経験もたくさんあった事でしょう。
でも、ご両親も毎日
彼がが止めたくなるまで楽器の練習を続ける事を見守る。
彼の努力の賜物に
年齢を超えて大人が同じミュージシャンとして
対等に音楽で向き合い
また彼もその経験を積み重ねて更に成長して現在があるのです。
親はついつい我が子が
安定した仕事に就けるように
小さな時から学業成績を重視してしまいがちです。
親自身が
「世間一般的に〇〇ねばならない」
ではなく
「我が子は我が子」
「他の家の子は他の家の子」
と大きく構えて
親自身も広い世界感があれば
子どもにとってこんな幸せな事はないでしょう。
「あなたはあなたらしく」
これが一番なのです。
ずっと合わない靴を履いて歩き続けても
歩く事が辛くなったり
いつか歩けなくなってしまうかもしれません。
自分にぴったりの靴なら
いつまでも元気に歩く事が出来ます。
「子どもには無理」
「どうせ子どもだから」
今日からこの考えは捨ててみませんか・・・?
だって子どもの感性は
鈍った大人より相当ハイスペックですから(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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