こんにちはStepの山本です。

 

昨日は保育業界でも幅広く活躍している

 

保育心理士である友人と久し振りに話をしました。

 

やはり課題としている事は同じで終始子ども達のために

 

自分達がすべき事という話が尽きず、時間が足りない位でした。

 

保育園や幼稚園の現場スタッフでは限界があります。

 

これからもブレずに自分達が出来る事を進めていこうと

 

気合いが入った貴重な時間でした。

 

本日は幼稚園や保育園の先生の仕事の

 

「作業」「目的」について

 

お話ししたいと思います。


指導する側は園の教育方針に沿って

 

課題や目標を持ってカリキュラムを組み

 

保護者にもその内容をお伝えし子ども達に取り組ませながら

 

心身の育成を図ります。

 

ここで始めに大切な事を確認しましょう。

 

「カリキュラムをこなしていく事」

 

作業であり

 

「心身の育成」

 

が先生方や教育者の目的、使命ですよね。

 

 

では話しを進めましょう。

 

先生方も

 

「子ども達のために...」

 

「園の方針に沿って他の学年やクラスと歩調を合せて...」

 

「自分自身の仕事としてこなさなければ...」

 

と様々な

 

「〇〇しなきゃいけない」

 

を抱えていますよね。

 

でも子ども達はそんな事、関係無いし

 

もっと乱暴な言い方をすれば、それは大人の都合であって

 

子ども達からすると

 

今日一日を健やかに楽しく過ごすために

 

どうしても必要な事ではないのです・・・。

 

 

じっとして落ち着かず

 

好奇心旺盛で

 

落ち着かない事が普通な

 

子どもの集団(クラス)なのです。

 


何か取り組む前に導入としてお話ししたり、

 

読み聞かせをしたとします。

 

 

クラスの中で元々理解力のある子や

 

言語力や表現力が発達している子は吸収も早いし

 

先生方が嬉しくなる様な反応を返してくれます。

 


だけど内向的な子どもや

 

これまでの家庭環境などの影響から

 

心や感情を動かす事(感動)の刺激が少なかった子は

 

感度も鈍く、分かり易い反応をしてくれる子から比べると

 

無表情だったり、ピンと来ていなかったりで反応が出来ません。

 


ここなんです!

 


だからこそ、プロの先生方の出番なのです。

 

 

もう一度、

 

最初に確認した事を思い出してみましょう。

 


先生方や多くの指導者は

 

「カリキュラムをこなしていく事」

 

作業であり

 

「心身の育成」

 

目的であり、使命ですよね。

 

年齢に限らず打てば響くような子どもを指導したり

 

そんな社員を指導するのは

 

指導する方も労力やストレスも少ないし楽しいし、

 

そう苦労をしなくても

 

指導する側も達成感を得る事が出来ます。

 

違う言い方をすると

 

指導者としての難易度も低いのです

 

 

では、先程お話しした

 

あまり反応しない子ども...

 

話をしても興味を示さない子...

 

そんな子どもほどプロとしての先生の力が必要なのです。


先生だって血の通う人間。

 

頑張って一生懸命伝えても伝わらないと疲れるし

 

ストレスを感じるし

 

虚しくなってくるし

 

正直、嫌になる時もあるでしょう。

 

 

でもそこで

 

今、先生が向き合っている子どもに対して一度、落ち着いて

 

「作業」

 

ではなく

 

「目的」

 

を思い出してみると

 

また違う気持ちで向き合えるかもしれません。

 

 

何かを指導しようとする時、

 

その内容を理解させる前に

 

「気持ち的な」

 

というより

 

「気分的な」

 

側面からの導入を取り入れると、

 

結果的により良い状況で目的も達成出来るでしょう。

 

 

例えばお遊戯会で何かの劇をするのであれば

 

ストーリーや配役はさて置き

 

先生もバカになって

 

教室で寝っ転がったりして

 

思いっきり「ごっこ遊び」をするだけで

 

子どもの気持ちも

 

先生自身の気持ちも

 

わくわくキラキラと輝き

 

「感じる事」大きなパワーを生む効果的な導入になります。

 

 

どんな小さな感動でも良いので

 

子ども達自身が

 

興味を持ったり

 

ただただ単純に楽しめたり

 

主体的に「やってみたい」

 

と思ったら占めたものです!

 


今、世の中が便利になり

 

直ぐに結果を求める傾向が強い時代ですが、

 

教育だけは...

 

人の気持ちが育つのは...


教える側の都合通りに


時間短縮は出来ません。

 

 


指導する側が腰を据えて


大きな気持ち


長い目を持って


関わっていかなければいけないのではないでしょうか・・・?

 


幼稚園や保育園の先生の仕事は

 

一言で片付けられないくらい大変ですが

 

子ども達の人格形成の大切な時代に関わる

 

とても素晴らしい仕事なのです


最後までお読みいただきありがとうございました。

 

明日もきっといい日になりますように✨

 

 

 

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