こんにちはStepの山本です。
今朝、TVの今日の占いを観たら「いい事がある」と出ていました。
本当にいい事があればますます嬉しいのですが、
もし無かったとしても今日一日が楽しみな気持ちになり
いい気分でスタート出来る事だけで
「もう今、いい事あった♪」
と思えた朝でした。
さて、昨日のブログではもっと子ども達に
鍵盤ハーモニカを自由に弾かせようという内容をお話ししました。
今日も鍵盤ハーモニカを含む器楽指導を例にお話しします。
どの園でもお遊戯会や音楽発表会があります。
その時、年長さんの合奏では、ほぼ鍵盤ハーモニカを演奏する為
保育で演奏の練習をするのですが、
ついつい先生方も
「ドレミを教えなきゃ」
「曲を覚えさせなきゃ」
と子ども達に
「やらせなきゃ」
がスタートになっているかと思います。
それも、とても大切な事ですが、
昨日もお話しした通りどんな内容の活動や練習にしても
始まりは子ども達の心を引きつける事が効果的です。
楽器指導の場合は特に効果的です。
子ども達には
「これから先生のコンサートが始まるよ~」
と声を掛け、わくわくさせます。
そして、子どもが好きそうな曲を先生がピアニカで吹いて鑑賞させます。
ここは先生も見せ場なので少し練習して
音楽的にしっかり弾いていただけると効果的です。
曲は何でも良いのですが、
「きらきら星」
「ミッキーマウスマーチ」
など・・・。
先生が一音一音、大切に吹けば子ども達は必ず真剣に聴いてくれます。
そして、先生が吹き終わったら
子ども達もコンサートのお客様として拍手をしてもらいましょう。
これはマナー教育としてよりも子ども達が自分の好きな先生が
吹いてくれた音楽を鑑賞した喜びを膨らませる事が目的です。
時間にしては数分たったこれだけの事ですが、
子ども達の中に
「鍵盤ハーモニカっていいな」
「私(僕)も先生みたいになりたい」
というやる気や目標が自発的に生まれてきます。
先生が言葉で
「〇〇しましょう」
というよりも、とても効果的な導入です。
指導というと
ついつい
「目に見える導入」
「言語主体での説明」
から入る指導が多いかと思います。
でも人は気持ちで動くものです。
まずその気持ちに働きかけると
自発的に目標に向かって頑張ってくれるので
先生方も指導をしていても楽しくなります。
先生が楽しそうにしていると
その気持ちは、必ず子ども達に反映されます。
「急がば回れ」
この言葉の通り
何事も
「目には見えない子ども達の心のスイッチを入れる」
ここから始めてみませんか・・・?
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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