こんにちは。Stepの山本です。

 

突然ですが、私、感動しました!

私がピアノのレッスンをしている幼稚園年長さんの男の子がいます。


普段からお絵描きが大好きで、いつも自由に絵を描いています。

 

ある日、見せてくれた絵を見て

 

とても感動しました。

 

本人の解説によると

お猿さんの野球チームの絵を描きたくなったとか。

 

チーム名は

 

「さるむらモンキーズ」

 

なんて素敵なチーム名でしょう!

 

一人ずつメンバーのキャラクターを考えて名前やデザインも素晴らしい!

 

ちなみにチーム構成は


かんとく 目金 三瑠 (めがね ざる)

 

 2番   枝 枝   (あい あい)

 

 3番   日本小三瑠芸楽田火火 (にっぽんおさる げらだひひ)


 4番   五利楽    (ごりら)

 

 5番   珍反字   (ちんぱんじー)

 

 6番   小楽宇旦  (おらうーたん)

 

 7番   人         (ひと)  ※    これは人間ですね(笑)

 

  8番   手長三瑠   (てながざる)

 

 9番   襟真木戸影(えりまきとかげ)

 

10番   井田地きつね(いたちきつね)

 

 

 

以上です。

 

この生徒さんは元々、漢字への興味がとても強く、

 

それはお相撲が大好きな事から始まって

 

 

「あれは何と読むの・・・?」

 

 

が始まりだったとか・・・。

 

決してご両親が覚えさせたのではなく、

 

この生徒さん自身が色んな漢字読みたくなって、

 

そして書きたくなって

 

自分から勉強していったそうです。

 

 

また絵を描く事も大好きで、


レッスンが終わると、

 

直ぐに「何描こうかなぁ~」と

 

黙々と次々に溢れてくる自分の世界を自由に描き続けます。

 


これもご両親が 

 

「口を出さず 手を出さず 終始見守る」

 

という

 

子育てを実践されている結果だと思います。

 

(ちなみにこのご家庭は相撲中継以外は

 

    殆どTVは観る事が無いそうです)

 

 

今回ご紹介したのは

 

この絵や発想や年長さんなのに

 

たくさんの漢字が書ける素晴らしさではありません。

 


この生徒さんが活き活きと自由に表現する時間は

 

 

生きる喜びであり

 

 

そして自分に自信を持ち

 

 

色んな事に挑戦する逞しさが育まれる

 

 

「かけがえのない大切な時間」

 

 

だという事なのです。


ついつい大人は子ども達が

 

自由な発想で描いた世界や内容に

 

余計な批評を言ったり

 

子どもの思い描く世界を曲げてしまう事がないでしょうか・・・?

 


幼保園では参観日に掲示する絵を描かせる時、


ついつい

 

「◯◯は△△だから△△にした方がいいんじゃない~?」 

 

 

という声掛けをしてしまう事がないでしょうか....?

 

 

大人が納得する絵に仕上げようとする事が無いでしょうか・・・?

 

 

大人も例えば仕事やスポーツで

 

何かを認められたら

 

自分の努力が認められた嬉しさで、

 

「よし、もっと頑張ろう!」

 

「もっとやりたい!」


という気持ちになりますよね・・・?

 

 

今、子どもから大人まで自己肯定力が

 

低い人が大変多いと言われています。

 

 

大人は今回の絵のように

 

日常のささやかな事からでも

 

子ども達に生きる喜びを感じさせましょう!

 

 

決して大げさではなく

 

それは、子ども達にとって

 

生きる勇気

 

なるのではなるのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

明日もきっといい日になりますように✨

 

 

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