今、一年で一番寒い時期ですね。
ついつい肩に力が入り背中が丸くなってしまいますね・・・。
昔は治安も良く近所の空き地や公園では自然に
「子どもだまり」
が出来ていて
子ども達は
鬼ごっこ
陣取り
馬跳び
缶蹴り
だるまさんがころんだ
はないちもんめ
かごめかごめ
縄跳び
ボール投げ・・・など
書ききれない位、自由に色んな遊びをしていましたね。
このような「昔遊び」を伝承しようと
ご近所の方をお招きし、
だけど、やはり授業なのでしっかりと準備がされ、
子ども達が主体的に自分達でルールを作って遊ぶ事は出来ません。
それをやってしまうと逆に注意されるかもしれません・・・。
昔遊びは現代の子ども達こそ遊んで欲しい遊びです。
一番の理由に昔遊びのほとんどは未発達な幼児からの時代に遊びながら
体幹を鍛え、筋力を増強し運動神経をコントロールする小脳を活性化し発達を促します。
またこういった遊びは子どもだけのグループで
自分達で話し合いな
たまには年齢の高い子や活発な子がリーダーになってグループをま
自分達でルールを作り、
全員が一生懸命守ろうとします。
それぞれのコミニュケ―ション能力も鍛えられ
一人っ子で内向的な子どもも
昔は今でいう
「チームビルディング」
や
「マネジメント」
何もなければ石や木の枝など、
そこにある物を使ったりラインを引いたり・・・。
医学的にも血行が良くなり体温が上昇し免疫力も上がります。
本当に自由に伸び伸びと遊びながら心身を育て、ストレスも発散出来ていました。
たかが遊び・・・
ではなく、
「ゴールデンエイジ」
と言われる3~
よく
「運動神経が悪い」
と言いますが、
これはこの3~8歳の時期に、体幹を強化する様な遊びの量の差も
影響しているとも言われています
大人も体幹がしっかりしていれば
転びそうになっても身体を支えて転倒せずにすみますよね・・・?
今、
「共感する事の大切さ」
が言われていますが、
子ども達にとっても
大きな声を出したり、
みんなで笑ったり、
身体以上に精神面にもとても効果的です。
園でもその重要性は考慮し、
寒くても外遊びやミニマラソンなど
園全体で取り組まれているかと思いますが、
もしこの園庭での昔遊びを
あまり取り入れていない先生は
ぜひ積極的に取り入れていただけたらと思います。
この時も先生はクラスの中の
「ガキ大将」
みたいな存在で
先生自身も一緒に思いっきり駆け回って遊ぶと
子ども達の喜びは何倍にも膨らみます。
そして、先生の役割として
ぜひ子ども達自身にもですが、
保護者にもこういった遊びをお勧めして欲しいのです。
ただ外で遊ぶ事だけではなく
プロとして少しだけ子ども達の身体や心に
とても良い影響がある事
合わせて伝えていただきたいのです。
子ども達は楽しければ何回でもやりたくなるし、
必ず降園後も家でご家族に話してくれます。
その子どもの気持ちと保護者を繋ぐのは
先生しかいませんし、
毎日、我が子と長時間過ごしていただいている先生の言葉は
保護者にとって、先生の想像以上に影響力があるものです。
もし休日に短い時間でも保護者が子どもと外遊びをすると
子どもの自己肯定感も上がりますし、
保護者もきっとリフレッシュされる事でしょう。
今の社会では公園で
「子どもだまり」
が出来る事はありません。
家庭では保護者や兄弟しかいないのです。
現代では心身共に
「元気で丈夫な子」
「子どもは風の子」
寒さなんか吹き飛ばして、園庭中に笑顔や笑い声が響くといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
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