こんにちは。Stepの山本です。
これまでのブログは幼稚園や保育園の先生方へ向けて書いてきましたが、
今回は来年度から先生としてデビューする
現在、短大や大学、専門学校に在学している
学生さんに向けてお話してみたいと思います。
これまで授業や実習、テストや学内行事など
とても充実した時間を過ごされたのではないでしょうか・・・?
とくに実習や実践的な授業は
「自分が先生になったら・・・」と
常に卒業後の事をイメージしながら学んでいたのではないでしょう
実習も実習園を選考するところから了承を得るまで。
そして色んな園に数日間通っては緊張の連続だったと思います。
そうして過ごしてきた学生生活も後数ヶ月。
早い園では来月から研修も兼ねて学校に行かない日は
毎日、園に通う事になるかと思います。
3月の自分自身の卒業式が終わり、
園も終園式が終わると一気に新年度の準備に入ります。
ここで新社会人になるみなさんに提案があります。
卒業に向けてプライベートも含め様々な予定も入り始め
忙しくなってくるかと思いますが、
お正月も終わった今から少しずつ社会人として。
また教育者でもある先生として スタートするための
心と思考の準備を少しずつ始めてみませんか・
職種を保育や教育業に限定せず、
一般企業で同年代の若者から大先輩の方まで
働く厳しさや体験談、やりがいについて
お話を聞いてみるとみなさんにもプラスになる事が多いと思います。
どんな仕事でも
「楽をして高いお給料」
を貰える事はありません。
どんな仕事でも下積みがあり、
今、
始めは睡眠時間を削って努力しかか
今があるのです。
今、マスコミでは
「ブラック」
という言葉が頻繁に扱われ
何かと言えば
「ブラック企業だから大変・・・」
確かに改善が必要な企業がたくさんあるでしょう。
だけど、まずは自分自身も
春から勤務する園の一職員として頑張ってい
けるように
自分なりのタフマインドを育ててみてはいか
がでしょうか?
ちょっと想像してみましょう。
もし学生であるあなたが数年後、
社長になったとします。
そしてその会社に大学を卒業したばかりの
22歳の女の子が入社し
4月1日の入社式を終えその女の子が
「さあ働こう!」
るスキルはありません
入社後、一つ一つ先輩から指導を受け、
仕事を覚えていくのですが
社長のあなたはその女の子に入社した4月から
1年間でボーナスや
300万円近くのお給料を支払い、
また年間通して雇用保険料等、
さて、社長としてあなたはどんな気持ちでしょうか・・・?
「欠勤無しで勤務時間中は拘束されているん
だから、一年間で300万円近く受け取っても当然」
今日はこれからの自分のプラスになる為に考えているので
今回は社
働くという事は
その会社の利益になる何かを 生み出す
という事なの
社長からすれば
「
いう考え方の若い社員が居たら、
その社員の仕事に向き合う姿勢を見られても仕方ないで
働くという事はスポーツで例えると
チームスポーツ
なのです。
社長であるあなたはこのチームの監督なのです。
この例であなたが社会人として働く事に対して
何か考える事があったのではないでしょうか・・・?
「働く」
という事は対価(金銭)が発生し、
もちろん決してどちらが上・下
という話では無く
企業、労働者の両社とも対等な存在として
考えた上での話です。
ただ、残念ながら
「ブラック企業」
は存在し、企業としての在り方を改めた方が
良い会社もたくさんある事は事実です。
だけど、過剰に
何かあると冷静に欠け
直ぐに「ここはブラックな会社(園)だ」
「こんな所で働く私はかわいそう」と
不要に自己肯定感を下げると
あなた自身も生きていく事さえ
辛いものになってしまいます。
働く事はあなた自身の人生にも大きく影響し、
その影響は経済的な事も含め学生時代の比で
はないかもしれません
せっかく働くのなら活き活きと自分の能力を
成長させながら働きた
また働き始めると多くの理不尽さや
ジレンマを感じる事でしょう。
でも自分の力と生きて行く知恵を駆使して
働かなければ、生活が成り立たないのです。
そう、もう学生ではないのです。
そのためには、やはり
ある程度の勇気と頑張りを持って
目の前の新しい課題を一つずつこなしていく しかないのです。
それからもう一つ合わせてお話ししたい事があります。
「教育」という仕事について。
物販など利益が数字で表す事が出来る業種は
仕事の実績や結果、評価も明確です。
だけど教育業、とくに幼保園は
どんなに頑張っても
仕事の業績や頑張りを数値化する事は出来ません。
結果が明確に分からない仕事でもあり、
結果を出すのにも、とても時間や年月を要する仕事なのです。
あなたの頑張った結果は
もしかしたら園児が卒園した後に出てく
でも教育の仕事はとても素晴らしい仕事であり、
園児の成長に携わるとてもやりがいのある仕事なのです。
就職一年間はどんな仕事でも
初めての事ばかりでとても大変です。
実習先で見た尊敬するようなベテラン先生も
一年目は失敗して泣いた日もあった事でしょう。
もしかしたら、あなたのご両親や親戚、
学校の先輩達も大変な経験をしているかもしれません。
そんな方々に社会人一年目のエピソードを
聞かせていただくだけで
何かあなたのプラスになる事があるかもしれません。
あなたが選んだ「先生」の仕事。
頑張れば、あなた自身も成長出来る
素晴らしい仕事です。
これから今回の話をいつも胸に置いて、
書籍やインターネット、諸先輩から少しずつ情報を収集し、
就職後の自分が少しでも働き易くなる様に
準備を進めてみてはいかがでしょうか・・・?
時間は有限。
また、何事も「出来る人」は本番よりも、
これからStepはそんな
「未来の先生」
「若い先生」も
ずっと応援していきます。
これからも情報を発信していきますので、
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もきっといい日になりますように
<補足>
もし後々、あなたの勤務した園が
「
と感じたら
あなたのご両親や親戚、在籍した学校の先生などに
状況を話し社会人としての先輩から冷静なアドバイスをいただきましょう。
入職してから分かる事がほとんどなので、
疑問や悩みが生じたら、
このStepにコメントをいただいてもOKです。
ストレスを過剰に抱え込む事は避けましょう。
お問い合わせ先
幼稚園・保育園指導サポートシステムStep
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