こんにちは。Stepの山本です。
今日は大晦日。今年も後数時間で終わりです。
今年は先生方にとってどんな一年だったでしょうか・・・?
今日は大晦日。今年も後数時間で終わりです。
今年は先生方にとってどんな一年だったでしょうか・・・?
さて今日は「練習の習慣化」の効用についてお話したいと思います。
■第8回 ~ローマは一日してならず~ 練習の習慣化 ■
これまで幼稚園や保育園、またそれを目指す学生の皆さんで
ピアノの練習が苦手な方に向けて、
効率良く弾けるようになるピアノの練習方法の具体的なコツをお伝えしてきました。
今回は具体的な方法ではなく、練習の取り組み方についてお話ししたいと思います。
先生方はいつも毎日の生活の中のどのタイミングで
どれくらいピアノの練習をされているでしょうか・・・?
a.出来る時は通常の勤務が終わった後、園に残って練習。
または出勤時間より早目に出勤して園で練習。
または出勤時間より早目に出勤して園で練習。
b.仕事が終わり自宅で少しずつ時間を取って練習。
c.また出勤日以外にまとまった時間を取って自宅で練習。
園での明日の保育の準備や行事の準備、また勤務年数によって
仕事に要する時間のかかり方も異なるため、それぞれのパターンがあるかと思います。
何度かお伝えしていますが、
この講座の目的はピアノが苦手な先生方の負担を軽減する事が目的で
出来るだけ早く一つの曲を弾けるようになっていただき、
ピアノの練習にかけている時間が短縮された分、
心身共に余裕を持てるようになっていただけたら・・・と考えています。
さて先程、先生方がいつ練習されているか、
例としてa.b.c.の3つのパターンを上げてみましたが、
この3つの中で一番早く曲が弾けるようになる方法はどれでしょう・・・?
殆どの方が「b」と答えられるのではないでしょうか・・・?
そうですね。
正解は「b」で、やはり短い時間でも毎日継続する事が結果的には近道になるのです。
「a」も環境的にはピアノがある為、
仕事に入る、また終わった後で練習し易い環境ではありますが、
園自体は稼働しているので保護者からの連絡が入ったり、
他の先生から仕事の確認が入ったりとなかなか集中するのには難しい環境ではあります。
「b」が良いのは分かっていても、
先生方も「仕事で疲れて帰宅してからの練習は無理」
「他に今夜中に終わらせなければいけない仕事がある」等々、
それぞれ事情があるかと思います。
でも皆さんもご承知のように、
スポーツも勉強も楽器もやはり毎日少しずつでも良いので積み重ねていった方が
形になるのが早いのです。
「ピアノの練習」
というと
「避けたい事」
という気持ちが大きいかとは思いますが、
先生方は業務上必須業務で本来は出来なければいけないスキルなのです。
(業務簡略化のため全てCDやカセットテープからの音源を利用している園は別ですが・・・)
いつまでも苦手意識が消えず、負担に思っている自分って嫌
ですよね・・・?
本当ならピアノに集中しきって、歌っている子ども達の様子を観察する事が出来ない状態はベストではありませんし、何より先生方も一緒に笑顔で大きな声で歌いたいですよね・・・?
ここで少しだけ勇気を出して、
毎日15分でもピアノの練習を生活の中に取り入れてみませんか?
それを毎日続ける事で想像以上の効用があります。
「出来らたやる・・・」
では継続出来ないので、自宅での生活のリズムの中にピアノの練習を入れてしまうのです。
例えば
「ピアノを15分ピアノを触ってからお風呂に入る」
とか
「お風呂から上がって落ち着いてから15分はピアノを触る」
とか・・・。
いわゆる習慣づけですね。
練習内容や成果は全く関係ありません。
まずは負荷の低くし一日の練習は
「一段だけ」
「右手だけ」
「左手だけ」
で十分です。
弾けなくても時間が着たら終了です。

でも安心して下さい。
練習は裏切りませんから、必ず力はついてきます。
弾けるようになります。
そうです。
まず「弾ける」「弾けない」の前に
時間を問わず
「毎日練習をする習慣づけ」
をした方が、結果的には早く上達するのです。
そして習慣化してしまうと、今以上にピアノに対して向上心も膨らんで
「しなければいけない」
から
「出来るようになりたい」
という気持ちになるので
同じ時間練習しても吸収する事や量も格段に変わってきます。
習慣をつけるというとまた負担になりそうですが、
始めは出来栄えや感情抜きで、
ただピアノの蓋を開けて弾く。

毎日歯を磨くように
生活のリズムを作る事が重要な鍵
になります。
参考までにこんな記事がありました。
「面倒くさいな~」と思いながらでも、
ただ弾けば良いのです。

「練習」というと「全部弾かなければいけない」と思いがちですが、
そう思う事でますますピアノの蓋を開ける気持ちが遠のいてしまいます・・・。
「弾けなくてもいいから15分だけ」
と思うと気持ちも軽くなるし、
ちょっとだけ頑張って毎日の15分の練習を積み重ねて行くと自己肯定力が上がり、
ポジティブな気分になり、普段の生活の中でのメンタル面でも良い効果が出てきます。
お楽しみとして
練習した日は自宅に貼ってあるカレンダーに丸をつけたり、
シールを貼るのも効果的だと思います。
その丸印やシールが一週間分並んだら、
小さな達成感が生まれ次への勇気
になります。
また一週間続けられたらご褒美に好きなスイーツを食べる・・・等もいいですね♪
「ローマは一日にしてならず」
という言葉がありますが、
今、ビジネスやスポーツ界などマスコミで成功者と言われる人や、
先生の周りの「出来る人」も
実は皆さん努力を積み重ねたからこそ、今の姿があるのです。
逆に言えば、たった15分の積み重ねで
あなたも
「出来る人」
になれるのです。
これもまた先生として
園児に大きな影響を与え、
先生が習慣的な継続をし、
ポジティブだとクラスの子ども達も
そうなってくるのです。
言葉で言わなくても伝わります。
「習慣づけ」
継続はとても難しい事ですし、始まりは上手くいかなかったり、
「どうせ無理・・・」と落ち込むこともあるかと思うますが、
気持ちや感情を抜きにして、
まずは3日間、
そして一週間
と少しずつ続けてみましょう。
必ず出来ます。

今年のブログはこれで終わりますが、Stepのブログはまだまだ続きます。
どうぞ良い年越しをお過ごし下さい。
来年もきっといい年になりますように

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