心肺停止20分。
あの日から今日まで、その時その時でどうにか前を向いてきました。
その中で感じたことや、私なりの心の持ちようが、どこかで誰かの支えや参考になったら嬉しいです。
はじめてなかじーが笑った日から、もっと笑わせたいと思うようになった。
笑わせようと思った行動で思いがけない副産物を得た話。
なかじーがまた、おならした。
私と子どもが顔を見合わせて笑う。
『なかじー!おならした!』
と笑いながら顔を近づけて問いかけた。
すると——
『ううん』
と首をぶんぶん横に振った。
子どもと、
『すごい、否定した!!」
と喜んだ。
肯定より否定の方が高度な気がした。
もう一つ否定されたい!
『なかじー、会社の人にお守りもらったよ。烏森神社、なんて読むのかな。とりもり神社?』
なかじーは新橋に勤めていたことがあるから『からすもり神社』を知っているはず!
・・・否定して!!
『ううん』と首を横に振った!
『あ、からすもり神社って読むのかな?』
『うん』
やった・・・!
うなずきに一喜一憂していたけれど、否定されたのは、これが初めてだった。
その小さな『ううん』が、とても大きな一歩に感じた。