朝井リョウの小説、何者の映画化。
監督、脚本は三浦大輔。
就職活動という厳しい現実の中、ライバルと戦い、自分自身と向き合う若者たちの姿を描きます。
主人公の拓人に佐藤健。演劇活動から就活に転じる男子という役どころ。
この役には原作者の朝井リョウ、監督の三浦大輔両方の想いがつまっているような…。
言いたいことがあり過ぎて、結局本当に何者なのかわからないような出来上がりになっています。それがリアルで良かったかも…。だって人間て定義しようとすれば指の間からこぼれ落ちてゆくものじゃない?自分も、他人も。それを探している感じが見えました。
共演は豪華に、有村架純、菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生。全員で狭い部屋に集まっているところ、夢のように綺麗な図柄です。
菅田将暉、歌も歌えるんだ?果てしない人…。夏のセトウツミを経て大好きな俳優さんの一人になりました。
作品の中で演劇がしつこく出てくるのも良かったです。演劇って恥ずかしいものなのか?ツイッターなら恥ずかしくないのか?私たち、手に手にスマホを持って、人の目を気にしながらこれからみんなでどこへ向かって行くのか?そういうこと誰か考えないと。若者頑張れな作品。