羽海野チカの3月のライオンを実写映画化。監督は大友啓史。
前後編の前編では、生きるために将棋の道を選んだ主人公桐山零とその周辺の人間たちの葛藤が描かれました。後編は更に零の棋士としての成長が見える感動作となっています。
主演は神木隆之介。三姉妹が手作りのごはんを食べさせてもなかなかふくふくにならない、と描写されているけどホントに骨っぽいかもね?すごく可愛くて健気です。凛としたところも持っているし、クライマックスの対局シーンもすごく良いし。演技力で全編を支えました。
義理の姉、香子に有村架純。通してみるとこの役もすごく良いんです。将棋一家に育って、プロの道はあきらめて、でもずっとどこかで将棋のこと考えている、将棋から離れることない、将棋の世界に魅入られた人生で。なかなか報われないんだけど、幸せになれる一手が必ずある、と父親のトヨエツに言われるところ号泣でしたね。
零は家族をなくし天涯孤独、将棋しかない、というキーワードが何回も出てくるけど、将棋指しているうちに実は一人ぼっちでなくなっていた自分に気づきます。人ってやっぱり無人島には住んでないんで、支えってちゃんとあるんで。心のふれあい大切だねという作品。