人間、特に脳ってとってもデリケートなものみたいですね。

実はちょっとのストレスにも耐える事が出来ないとか。

だからいろいろな形で脳へのストレスを緩和させているんですってね。

聞いた話しなんですけど、人を嫌いになるっていうのは、脳を守っているって事なんですって。

嫌いになる相手っていうのは、自分がコントロール出来ない人とか、思うようにならない相手で、それって結局「相手の方が上」って事を深層心理で思っちゃってるって事なんですって。

プライドの高い人なんかだとその状況が許せない訳ですから、それで「嫌い」って感情を向ける事で相手を下にして、自我を保って脳を保全しているって事らしいですよ。

精神科医の友達が言っていたのでまぁ強ち嘘ではないのかなとも思いますけど、確かに嫌いって感情を向ける相手っていうのは自分よりも上というか、思い通りにいかない相手に対してっていうのは解るんです。

だって自分の言う事を聞く人に対して嫌いって感情はなかなか抱かないですからね。

それを考えると、嫌いになるっていうのは、言ってみれば負け犬の遠吠えなのかもしれないですけど、それにしても脳ってのはデリケートなんですね。