勉強って脳にある引き出しにモノを
入れる作業だと思うんですよね。
んで、テストになったら
「この問題を解くにはどの引き出しを
引けば良いか?」ってのを問われてると
思うんですよ。
だから模試とかのあと、解説を聞いて、
「へぇ〜、そんな解き方なんだ〜。」
ってなった人はまだ引き出しにモノが
入ってないから、入れるところから
始めなきゃいけない。
「あー!その解き方かぁ…!」って
なった人はちゃんと引き出しにモノは
入ってるから、今度は正確に引き出しを
引く練習をしないといけない。

あと、勉強したことは無駄にはなりません。
ちゃんと頭に残ってます。
引き出しに入れたモノは捨てない限り
いつまでも入っているようにね。

今の学生にはこれらのことをしっかり理解して、
勉強してほしいと思ってます。


誰だよ。



こんにちは、りょーたろーです。

さて、なんだかんだでバスケ部に
入部することになった僕ですが、
入学してしばらくは部活はありませんでした。
1年生は「部活動発足式」というのを
経てから正式に部員になるからです。
そして迎えた部活動発足式。
初日だし、部活の説明や顧問の先生の
挨拶とかだろうなと思っていました。
その予想通り、前にキャプテンが立ち、
色々と説明をして下さりました。
顧問の先生からの挨拶もあったのですが、
第一印象は…

とてつもなく、怖い。

顧問の先生は「中谷内」という
独特なお名前でした。中谷内先生の
身長は180センチ弱で、とても痩せていました。
しかし先生の放つオーラは凄まじく、
特に目が鋭いなぁ…という印象でした。

中谷内先生は挨拶後、こう言いました。
「それじゃあ、1年生はこのあと練習着に
着替えて、また集合。」

僕は焦りました。なぜなら発足式だけだと
思っていたため、練習着どころかバッシュさえ
持ってきていなかったからです…!

…とにかく報告するしかない。
そう思った僕は勇気を出して、中谷内先生の
元へ行き、こう言いました。

「1年の○○(名字)といいます。すみません。
発足式だけだと思って、練習着などを
持ってくるのを忘れてしまいました。」

すると中谷内先生はその鋭い眼差しで
僕を見つめて、

「はぁ?…まぁ、忘れたもんはしゃーないの。
そのままでいい。他の1年生と一緒に集合
しなさい。」

僕は大きく返事をして、1年生のもとへ
戻りました。
そこで周りを見渡すと、なんと1年生の
誰一人として着替えていなかったのです。

全員が練習着を忘れていたのです。笑
(今考えるとなかなかのことですよね)

ちなみに1年生は全部で9人いました。
僕の学校からは自分ともう1人で、計2人。
他の7人は隣の中学校の人たちで、
圧倒的にマイノリティーな状況でした。

もう1度、中谷内先生のところに集合したとき
先生はこう言いました。

「お前ら練習着はどうした?忘れたのか?」

他のメンバーが頷くと、

「いいか、よく聞け。忘れたことは仕方ない。
だけどな、指示されたことが出来ないなら、
きちんと報告をしろ。○○はさっき聞いたから
いい。他のヤツらはそこを反省しろ。
今日はもうしょうがないから、明日から
練習に参加するように。」

僕は大きな声で返事をしました。
そして同時にその返事は僕しかしていないことに
気が付きました。
すると中谷内先生は

「返事もそうだ。人の話を聞くときに
返事をするのは当たり前のことなんだ。
今は○○しか出来ていないだろう?
そういう所からだって。いいか。」

今度は全員で大きく返事をし、
その日は終わりました。

このことからも分かるとは思いますが、
中谷内先生はバスケの前に、"人として"
大切なことを教えて下さる先生でした。
中学生のときにこの先生に出会えたことは
本当に幸運だったと思います。
小学校のときからも母から礼儀などについて
は教えて貰っていましたが、
中谷内先生は本当に徹底していました。
厳しい先生ということに間違いなかったですが、
このあとの中学3年間で僕は本当に本当に
たくさんのことを学ぶことになります。



やばい、話が全然進まない。笑
思い出がありすぎて、長々と書いて
しまうんですよね〜。

というわけで今回は中谷内先生との
出会いについてお話ししました。

次回こそはもうちょっと話を
進められるようにします…たぶん。笑

んじゃ、

see you soon...✨