先生から話を聞いて食欲がなくなった。

まだ悪性と決まったわけではないとポジティブに考えようとするけどずっと心がソワソワしてしまう。


退院までの2日間でパン1つくらいしか食べれなかった気がする。


ポリープを取ったら終わり〜♪と思っていた私はInstagramのストーリーズに「入院しました」「明日は手術だー」「手術一瞬だった」と呑気に書いてた。

でも「がんの可能性が高い」と言われてから書けなくなった。

もしそんな事言われてなかったら、早く退院したいなー!とか最後の食事!と更新していただろう。



私は1人の友人に「がんの可能性が高い」と言われたことを伝えた。

まだ決まってないのに伝えるには早いし変に心配かけるだけ、そう思いながらもこのソワソワを誰かに伝えたかった。



無理にポジティブにせず、だからといって悲観せず、入院中どんな映画を見たとか、年内なご飯行こうぜとか、普通の会話をした。


心が軽くなっていった。

心のソワソワは無くならないけど、しょーもない話をしてる時は楽しくて。

先生の話を少しの時間は忘れることができた。


友達ってこんなに素敵なものなんだと、もし友達につらいことがあった私が支えたいと、心から思った。


入院中も退院してからもずっとずっと支えてくれている。




退院するとき、掃除のおばさんに「退院おめでとう。良かったねぇ」と言われた。

全然悪気ないのはわかってるんだけど。

普通に元気そうな姿だし「健康になったから退院」と思って当然なんだよね。

でも、あぁ私の中にはがんがあるんだよね。と再確認させられた気がした。



父が迎えに来てくれて、少し泣きそうになった。

頑張って治療しなきゃね、と言われた。

ほとんどが良性って聞くしね!と希望をもつほど神経図太くないからね。

頑張らなきゃね。

この退院で送り迎えが最後なら良かったのにね。




退院してからは、私の好きなものをたくさん食べた。

正直、食欲が戻るまでは少し時間がかかったけど頑張るって決めてから。

いっぱい栄養つけるんだ。

美味しいもん食べて気合い入れるんだ。


母は私のリクエストをたくさん聴いてくれた。

お鍋に唐揚げ、父はエビマヨを買ってくれた。


実家LOVE。


ずーーーっとLINEしてくれてる友達。

LOVE。

まだその子にしか言ってない。


私の心の支えの一つだ。

その子だって忙しいのにさ。

甘えてしまってる自覚はあるけど、甘えれる友達でもあるから。

存分に甘えてやろうと思う。



続く