今月も1冊という、情けない状況。
自分にプレッシャーをかけるために文庫本を4冊購入。さてさて・・・。
2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:452ページ
ナイス数:22ナイス

一つ一つの作品が絡み合う海堂作品の面白さ。舞台を田口・白鳥シリーズの東城大学から桜宮病院へ移し、主人公が天馬大吉へ変わっても、キーパーソンとして白鳥は登場するし、姫宮の活躍(?)も・・・。作者は、終末期医療に対する疑問を桜宮病院と「天馬」という未熟な医大生を使い、読者に訴えかけている。A.I.を含め、今後の医療がどうあるべきか?を海堂作品を通して考えていくのも面白いかもしれない。それにしても、この人の作品は読む順番が難しい。
読了日:4月14日 著者:海堂尊
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