読書メーター '14年10月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

水戸ホーリーホックをまったり応援する管理人のブログ。 サッカー以外の話題もあります。

10月もいつものペースで2冊だけ。

どこへ行った「読書の秋」。本屋へ行くたびに読みたい本を見つけるが、「積読本」がまさに積まれた状況なのでいつも断念しています(苦笑)。


2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:794ページ
ナイス数:34ナイス

あぽやん (文春文庫)あぽやん (文春文庫)感想
旅行会社の出世街道から外れつつある(?)、ちょっと不器用な遠藤が主人公の空港を舞台にした物語。自分の置かれている状況に落胆しながらも、周りの仲間に助けられながら、「あぽやん」として成長していく。最初は話が少々ローカルな感じがして入りこめなかったが、読み進めるうちに遠藤を応援したくなっていき、割と短期間で読み終えた。多分、続編も読むことになるだろう。
読了日:10月19日 著者:新野剛志
生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
多くの人が死に至るストーリーは、一瞬ハリウッド映画を思い出させるような大胆さを感じた(ただし、B級)。いろんな分野の専門用語が多いので、途中でリタイヤしそうになるが、そういったところは軽く読んでいっても十分に楽しめる。ただ、物語終盤の「札幌決戦」の描かれ方が雑な感じがしたのは残念。また、この本に登場する政治家の「無能さ」には呆れると同時に東日本大震災時の政権のことを思い出した人は多いだろう。
読了日:10月13日 著者:安生正

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