あっという間に8月になりました!
7月は研修があったり、出張があったりで少々忙しい月でした。
読書のペースも落ちましたが、振り返ったら「週1冊」ぐらいのペースでは読んでいたので、まぁまぁというところでしょうか?
では。
7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1271ページ
ナイス数:32ナイス
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
初の海堂もの。医療関係の作品だったので、少々警戒していたが、外科素人の田口講師の目線で書かれており、内容は分かりやすかった。上巻はチーム・バチスタ各人の立場・役割等が中心に書かれており、下巻で本格化されるであろう謎解きが楽しみになった。田口講師のイメージは、やっぱりチビノリダー(苦笑)。
読了日:07月29日 著者:海堂 尊
ガリレオの苦悩 (文春文庫)
ガリレオ先生が活躍する短編が5話収録されている。前作の「容疑者Xの献身」は長編だったが、この作品で短編に戻った。5話の中では、最後の「攪乱す(みだす)」で犯人vsガリレオ先生のバトルが面白かった(話としては単純だったが)。個人的にはガリレオ先生の謎解き(どうしても、福山雅治がダブる)が大好きなので、このシリーズに限っては短編が好み。そして、この作品からTVドラマでお馴染みの内海刑事(柴咲コウ)が登場し、今後の展開にも期待大。
読了日:07月10日 著者:東野 圭吾
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
シリーズ期待の第三巻。3つのエピソードが収められている。古書の謎解きを通して、栞子さんの母親の謎が少しづつ明らかになる。が、まだまだ謎だらけ。次巻あたりで急展開があるのではないか?と勝手に予想。微妙に距離感が近くなっていく、五浦との関係も気になるところ。
読了日:07月06日 著者:三上延
豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈下〉 (文春文庫)
信長・秀吉・家康や有名な大名家のストーリーにお腹いっぱいの戦国好きの人におすすめの武将。個人的に一番好きな武将の一人。 秀長は兄である秀吉の補佐役として、ぶれない人生を送り、豊臣家の屋台骨を支えた。 下巻は、信長&徳川vs信玄から始まり、秀吉が天下人になるまでの秀長が描かれている。より一層、補佐役として存在が増していく秀長はこの時代の武将としては異質かもしれない。後半、特に賤ヶ岳の合戦以降の秀長の活躍が薄っぺらい内容になっていたのは残念。
読了日:07月01日 著者:堺屋 太一
2012年7月の読書メーターまとめ詳細
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