10月に受験した平成24年度宅地建物取引主任者資格試験に合格しました。
学習を始める前に独学で合格された方の体験談をネットで探しましたが、
最近の試験の記事は少なかったので、簡単にまとめてみます。
現在、宅建の記憶領域に社労士を少しずつ上書きしている状態ですので、
思い出した都度、加筆する予定です。
◆受験動機
春先に社労士の受験を思い立ったのですが、
法律の学習をしたことがなかったため、
法律入門資格と言われる宅建で肩慣らしをすることにしました。
◆総学習時間
134時間
後述の音声学習以外は、ストップウォッチ機能の
iPhoneアプリ(QuickLog)で計測しました。
6月から開始して9月までは1日1時間程度。
10月は社労士の講義が始まっていたし、連休は旅行に出かけていたので
毎日15分、直前3日間に計10時間程度の追い込みをしました。
主な学習場所は通勤電車でした。
◆学習スタイル
独学
◆使用教材
(テキスト)
どこでも宅建 とらの巻
(問題集)
出る順宅建 ○×1000肢問題集
出る順宅建 ウォーク問過去問題集
出る順宅建 重要ポイント555
(模試)
出る順宅建 直前大予想模試
LEC 0円模試
(アプリ)
宅建四択問題
◇教材選び
ネットの情報で学習の中心とされる過去問を
「出る順」と「パーフェクト」シリーズに絞り、書店で手にとって決めました。
「出る順」にしたのはサイズがコンパクトで、
通勤時に持ち歩きやすいと考えたためです。
テキストは「夏からはじめて合格」の文字にひかれ、
同じLECの「とらの巻」にしました。
辞書代わりに「合格テキスト」も購入しましたが、
結局使用しませんでした。
◆学習方法
【6月~9月】
(1回転目)
単元ことに区切って、テキスト→○×1000肢→過去問題集
直前大予想模試・・・第1回のみ
(2回転目)
単元ことに区切って、重要ポイント555→過去問題集→テキスト
(3回転目)
単元ことに区切って、テキスト→過去問題集
直前大予想模試
(隙間)
○×1000肢
【10月】
-3日前迄-
毎日アプリの一問一答を40問
重要ポイント555のダウンロード音声
-3日前~前日-
(4回転目)
過去問(特A・Aランクのみ)→テキスト
不安論点まとめシート作成(B5・2ページ分)
・・・重要論点のうち不安箇所を箇条書き
-当日(試験会場)-
統計情報・・・LECオンラインよりダウンロード
不安論点まとめシート
◆学習のポイント
・全て業法、法令その他、権利関係の順で進める
・宅建は過去問中心の学習がセオリーといわれているが、
テキストを丁寧に読むことも重視する
・過去問は全ての肢に○×を判定し、
×問は誤り箇所と正しい論点を指摘する
(宅建の試験問題は社労士の択一式と同じ形式)
◆試験のポイント
・解答順
統計を直前に確認した「免除問題」
→暗記勝負の「法令その他」
→失点を抑えなければならない「宅建業法」
→時間がかかる「権利関係」
◆感想
不動産・金融業界で働いているわけでもないし、
受験目的が資格を仕事に生かすことではなく
取得そのものだったため、モチベーションの維持に苦戦しました。
合格できたので結果的には勉強してよかったですが、
社労士の内容に結びついたと感じたことは、今のところないです。
宅建に費やした時間で民法の本を読んだり、
社労士の先取り学習をする方がよかったかな。


