いきなり一人旅 二日目
朝ごはん、やっぱり昨日の広間で一人。
そりゃそーやろ、朝誰かおったら怖いわ!
8時過ぎにはさっさと宿を出て、進路は東へ。
途中見かけた「安寿と厨子王像」。
小さい頃読んで、ものすごく哀しいお話やなぁと思った記憶がある。
(丹後由良あたり)
そういえば今から25年くらい前も、
日本海沿いを走ったことがある。
たぶんこの道通ったんやろなぁ。
なんとなく既視感があるよーな、ないよーな・・・
そしてボクと愛馬は舞鶴へ。
突然港に軍艦が出現する。
海上自衛隊の護衛艦みょうこう。
たまたま見学日。せっかくなので乗船してみた。
若い自衛官が敬礼で迎えてくれた。
ミサイルの発射台や砲台なんかもある。
んー、なんか平和なニッポンの表と裏を見たような、
複雑な気分やった。
たぶん、昨日のカフェの後だけに、よけいそう感じたのかも。
(詳しくは次回!またか~い!)
売店があって、グッズ的にちょっと魅力的だったので、
つい買うてしもた。
自衛隊を後にして先に進むと、「引揚記念館」という標識。
気になったので行ってみると、やはり例の
シベリア抑留からの引揚船が到着した桟橋が。
バイクツーリングは音楽がないもんで、
走りながらついつい何か口ずさんでしまう。
それまではライクーダーのAcross The Borderlineとかやったのに、
この桟橋以降は、しばらく「岸壁の母」になってしもた。
母は来ました 今日も来た
この岸壁に 今日も来た
とどかぬ願いと 知りながら
もしやもしやに もしやもしやに
ひかされて
そのまま海沿いを走ると、なにやら金をかけた公共施設らしき建物や
公園が整備された街並みになってきた。
高浜市。なるほど、原発のある町は潤ってるのか?
さらに進むと、2年ほど前一躍有名になった小浜市。
小浜市からは、一路南へR162。
のどかな山道と田園風景が続く。
2日間でいちばんツーリングらしい道やった。
すれ違うライダーも多い。
名田庄~美山~京北・・・
途中、北山の茶屋。
というわけで、2日間トータル420キロ程度の一人旅。
明日からまた日常。
しつこいけど、カフェの話は次回!