ウチの怪談 | ステンシル製作所 

ウチの怪談

ステンシル製作所 -階段

夜中に娘がボクを起こす。


  「とうさん、とうさん・・・・・」


  「なに?」


  「下でなんか音がする」


  「音て・・・?」


  「なんかな、おかあさんがチーズ食べるときに

   ぎんいろの紙はがすやろ、あんな音・・・」


やれやれ。しかたなく起き上がって下に降りる。電気をつけて、


  「ほら、なんもおらんやん、気にせんと寝なさい」


  「いっしょに寝よ」

(娘7歳、息子6歳は、別の部屋で寝ております)


もう、しゃぁないなぁ・・・で、いっしょに寝るわけですが、

こっちは眠たいのに耳元で話しかけてきます。


  「あんなぁ、ぺりぺりってぎんいろの紙はがす音がして

   とうさんに見に行ってもらったやろ。

   ほんでなんもおらんくて上がってきたやろ。そしたらな、

   『あ~見つからんでよかった』みたいな感じで

   パタパタって逃げていく音がしてん・・・」


えー!!そんな怖いこと言うなや!!


さらに


  「一年生のとき『がたがたクローゼット』って詩書いたやろ。

   (3月22日付ブログ参照)

   2階のクローゼットから音が聞こえて開けてみたら

   なんもおらんかったっていうやつ。

   あれホンマの話やで・・・」


えー!!もうエエから寝ようや!!!




ウチの家、なんかおるんやろか・・・・・?