すてらーすとぴんのブログ

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すてらーすとぴんの日常
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2015年秋冬モデルの一つXperia Z5。かれこれ5年以上使い続けている命よりも大事なモノの一つです。

正直こだわりがあるわけではないのですが、これ無しの生活は考えられない、腐れ縁のようなものでしょうか。

 

私が初めて携帯電話を手にした当時、各社のAndroid端末は「アホーズ」や「不治痛」など様々な蔑称で呼ばれている肩身の狭い存在でした。機種が多すぎてよくわからん、操作方法がよくわからん、端末が熱くなる、バッテリー持ちが悪いなど性能面でしのぎを削っている間に、特に問題なく使えるiPhoneが席巻したという感じでしょうか。

そもそも、当時ドコモはiPhoneを発売しておらず、いわゆるガラケーを避ける選択肢がAndroidしかない状況でした。

いろいろあり、私はHTL21という端末に出会うことになりますが、文字通り「ひとめぼれ」したのはこの時だけだったと思います。

HTL21はなかなか憎いモノの一つで、これのせいで私の価値観が大きく歪んだのではないかと振り返っています。

 

バッテリー

そんなこんなで使い続けていたSOV32ですが、3年目くらいになるとさすがにバッテリー持ちがやばい感じになってきました。

6時間くらい活動すると充電残量がなくなるので、夕方になると充電するためにカフェに駆け込むような日々でした。

そこで頼ったのがモバイルバッテリー。それまで純正のクソデカACアダプターしか使ってこなかった私ですが、移動しながら充電できる!!!!!と感動したのを覚えています。好評放送中のエク〇アームの主人公じゃないですが、機械が嫌いなので。

モバイルバッテリーさえあればバッテリー持ちが多少悪いとかはほんとどうでもよくなるので、全能感なわけですよ!

今まで1日が6時間くらいだったのが24時間になりました!! 4倍ですよっ!4倍っ!!

 

ストレージ

今では化石と化したXperia Z5ですが、これでも当時は最先端であったわけで、今でも問題ないどころか優秀な性能を発揮してくれるのです。

画面の大きさも握りやすさもちょうどいい感じですよね。これでもHTL21が懐かしくなるけど!!

 

とはいえ、オンボロ端末を使っているとぶち当たる壁、内部ストレージの少なさです。

今でもローエンドモデルだとROM 32GBとかありますが、32GBなんてスクスタとスクフェスを突っ込めば消えてしまう程度の容量なわけで、ラブライバーは泣く泣く孤島の水族館からの脱出とかぷちぐるをアンインストールする羽目になってしまいます。

私もストレージ管理にはさすがに頭を悩ませて、写真や音楽のSDカードへの移送は当然ですが、写真数枚のサイズなんてたかが知れているわけで、常に数百MBを争う戦いをしていたわけです。

 

よくよく考えたらAqoursちゃんと他のグループが同一時間軸で触れあっている状況が意味わからんとなってスクスタをアンインストールすることによりこの問題は解決しました。簡単!!

 

バッテリー

モバイルバッテリーも怖いもので、気づくとモバイルバッテリー無しでは生きていけない体になってしまいました。

そうこうしているうちに、背面パネルが浮き上がってくるのを感じます。次第に抑えることも不可能になり、隙間が空き、ブラックボックスとなっていた中身が姿を現しました。

原因は簡単に予想できました。劣化によるバッテリーの膨張です。

 

とはいえ、膨張してパネルが浮き上がっていても別に使えなくはないので、そのまま使い続けていました。貧乏なので。

 

この時点で普通の人間なら機種変更をするのでしょうが、使えるのに捨てるのは意味わからんので。

 

次に起きたのは「充電98%でシャットダウンしちゃう」問題です。と、いうわけで98%になる前にモバイルバッテリーを繋ぐ生活が始まりました。

不思議なことに慣れてくると不自由は無くなるもので、昔の移動電話よりは小さいという謎の全能感が出てくるわけです。

 

終わりの始まり

2020年10月、茨城県南部の某市にある薄暗い施設にいた私は、黙々と実験をしていました。実験も一段落し、休憩をしようとリュックの中から(モバイルバッテリーが繋がった)SOV32を取り出そうとしたとき、勢いが余って床に落下してしまいました。

落としたのは今回が初めてではないため、その時は特に気にするつもりではありませんでしたが、ここで違和感に気づきました。

 

「電源が入らない」

 

常に冷静な私もさすがに焦り、いろいろ試行錯誤しましたが、何が原因なのかわかりません。その時、かろうじて文字通り首の皮一枚繋がっていた背面パネルが完全に外れていることに気づきました(テープで補強していたのでこれまで気づかなかった)

そこで目にしたものはたこ焼きのように膨らんだバッテリーでした。

焦っている私は充電器をいろいろと付け替えたり電源ボタンやリセットボタンを長押ししたり試しましたが、何をやっても全くダメでいよいよ文鎮と化してしまったのでした。

 

頭が真っ白でその日以降のことは全く覚えていません、が、人間だった頃の記憶が少し残っていたので、背面パネルが外れたのをいいことにとりあえずバッテリーを変えようと替えバッテリーをポチり、届くのを楽しみにしていました。

 

後になって気が付いたのですが、電源が入らなくなった直接の原因は「落下の衝撃でバッテリーと基板を繋ぐコネクタが外れてしまった」ことだったのではないかと思います。

そもそも内部を見たことがないので、気づくわけないじゃないですか。

 

そうこうしているうちに注文していたバッテリーが届き、慣れない手つきで交換してみたところ、充電が始まり、電源も入り上手くいきそうです!!

 

終わり

残念ながら、起動することにはするのですが、「SONY」という画面になった後、「au」の画面が出ることなくブラックアウトしてしまうというループをまた繰り返しました。ただの文鎮ではなくなりましたが、少し光る文鎮になりました。

 

これ以降の不具合についてはなかなか参考資料がなく、手探り感がありましたが、例えば

この記事の内容はすごく参考になった気がします。具体的には、この方法で直りました。
 
ここまでくると、全能感しかありません。バッテリーの調子も良くなり、モバイルバッテリー無しでも普通に使えるようになったので、もう遮るものは何もありません。ついに一般人のレベルまで戻ってこられた気がします。
 
ここまで1か月。