
長い闘病の末、叔父が亡くなり、先日告別式がありました。
母の妹の夫なので、血のつながりはなく、穏やかでおとなしい人でしたので、あまり話をした記憶もありません。
ですが、おしゃべり好きな叔母の話を通じて、その人柄はよくわかっていました。
いつも叔母のとなりでニコニコしながらタバコを燻らせ、絶妙のタイミングで何か一言面白いことを言って、周囲を笑わせていたものです。
闘病中の話を聞いても、苦しい中でも、どことなくユーモラスな叔父でした。
そのユーモア関連で(?)告別式後の食事の時間に失礼ながら笑ってしまうことがありました。
食後、私の母が爪楊枝ケース(そういうものがあったとは知らなかった、でもきれいなケース)をバッグから取り出しました。私も最近は歯が悪く、一本もらってこっそり使っていました。
そこへ、「T子さん(母の名)、それ爪楊枝? 一本頂戴。」と、故人の親族であり、母の友人でもある女性がそばに来ました。
「お料理の割り箸についていないのよね。」と、母の回りの人たちが皆、爪楊枝が必要で、困っていたのです。
みんな一緒に爪楊枝。
なんだかおかしくて笑ってしまいました。
闘病をがんばり、解放された叔父には、こんなほほえましい告別式もあり、かな・・・。
安らかに・・・・。



