再び笠先生の下での治療 | 線維筋痛症、口腔内セネストパチーのブログ

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次に受診したのは、以前にも受診していた笠陽一郎先生でした。なぜ笠先生かというと、私の病気の経緯をよくご存知だった事と、以前、うまく治療出来なかったから私の要望をある程度聞いてもらえやすいかも?という考えからでした。


早速受診してみると、笠先生は、私が笠先生の下での治療を諦めてから少し後で、持病の膠原病(説明が難しい病気ですが、簡単に言うと自分の免疫が自分の体を攻撃する病気)が悪化して、5年ほど診察が出来ない状態だったらしいのですが、漢方薬などのおかげで仕事に復帰出来たようでした。 


笠先生にトリプタノールの処方をお願いすると、今までに薬で調子を崩した患者さんを見てきたせいなのでしょうか?最初は処方に否定的でした。しかし、私がどうしても試してみたいと訴えると、何とか了承して頂けました。


笠先生に処方して頂いたトリプタノールは1日に175mgという、直前に受診した総合病院の麻酔科で処方された量とは比べ物にならないくらい多い量でした。服用してみると、口の乾きや便が硬くなるなどの副作用が現れましたが、肝心の効果については劇的に効いたようには感じられませんでした。そこで笠先生は、「ランドセン」という薬を処方して下さいました。後で調べてみると、「抗てんかん薬」というもののようでした。これを服用すると、酷かった症状が大分軽減され、社会復帰が出来そうなくらいの状態になりました。