最近の母について、報告させていただきます。
8月27日から、エクセグラン散20%の減薬を試しみています。
この薬の減薬に至った経緯などは、過去の記事をご覧ください。
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エクセグランの減薬を開始してから、約1カ月経ちます。段階的に減らしていき、時間をかけて、断薬したいと考えています。
【第一段階】
8月27日〜9月25日まで
エクセグラン散20% 朝のみ 0.2から0.12へ減薬
【第二段階】
9月26日〜
エクセグラン散20% 朝のみ 0.12から 0.1へ減薬
第一段階で、0.2から0.12へ(約半分の量)に減薬しましたが、初め禁断症状が強かったです。
息苦しさくなったり、腰の重だるさが強くなったり。。。かなり辛そうでした
一気に減らしすぎたのだと思います。減薬は慎重にしないとダメですね
第二段階では、ほんの少しの減量にしてみました。
①意欲が出てきて、言動がハキハキしてきた
今まで、頭の中にモヤがかかっているような感覚があったようですが、今はそれがないと言います。
最近は、色々なことに意欲が出てきました。
顔つきも変わってきた感じです。
②思考回路がはっきりしてきた
思考回路がはっきりしてきたせいか、毎日の生活が物足りなくなってきたようです(笑)
母は、既に仕事を退職していますから、今、やることといったら、ほぼ家事です。
もっと刺激が欲しいのでしょうか。アグレシッブな以前の母が戻ってきた気がします。
③声が大きくなった
蚊の鳴くような声でしたが、今は、以前の3倍位の声量があります。
④腰の重だるさが軽くなってきた
毎日、腰の重だるさが続いていましたが、減薬を始めてから腰の重だるさがない時間が増えてきました。
⑤寂しがり屋でなくなった
今までは、湧き上がる寂しさから、毎日、近所の人や道やスーパーで出逢った人達に片っ端から声をかけまくっていました。誰かと話さなきゃという脅迫観念が常にあったようです。
最近は、人にあまり執着しなくなり、代わりに、自分の好きなことに時間を使うようになりました。
⑥様々な感情が戻ってきた
喜んだり、感動することが多くなったように思います。
人の優しさに感極まったり、感動ドラマを見て、涙を流している母を見るのは久しぶりです。
以前は、喜んだり、涙を流すという気力がなかったといいます。
最近は、どん底から這い上がって、現状打破し、何かを成し遂げた人のドキュメントを好んで観ています。
頑張っている人に刺激され、自分も頑張らなきゃ!と思えるようです。
⑦極端な気分の落ち込みがなくなった。
「自分なんて、必要ない。みんなのお荷物だ。自分なんていなくなった方がいい。」とか。。。
ネガティヴなことを言うことがとても多かったのですが、それがなくなりました。
エクセグランの副作用って、怖いなと思いました精神的なダメージが大きいです。この薬の量をもっと増やしていたら、うつ病になりそうな感じでした。
減薬できて、本当に良かったです
8月26日~アゴニスト レキップ錠 2mg 毎夕食後 1錠→2錠へ増やしていますが、それも良い作用をもたらしていると思います。
周りは、「楽しいことを見つければいいんだよ。」って簡単に言うけれど、楽しいことなんてなかなか自分一人では見つけられないと。
今まで自分がやってきたことを再開することから始めようと思ったらしく、日記を見て、以前の自分を振り返っています。
パーキンソン病と向き合って、約1年間と3ヶ月。
母は、運動や民間治療を頑張ってきたものの、パーキンソン病を受け入れられずにいました。
最近になって、やっと、パーキンソン病を受け入れ始めたようです。
しかしながら、「なんで私がパーキンソン病にならなければならなかったの?」という自問自答は、まだ続いています。
母は、自信家でしたが、病気になってから、自信を無くし、自分には何もできないと、すっかり弱気になっていました。
でも、最近は、こんなことではダメだと奮起し、やらなければならないことを自分に課し、それを達成することで、少しずつですが、自分にもできるんだという自信を取り戻し始めています。
驚いたことに、数日前から、ベンチプレスなどを使って、筋肉を徹底的に鍛えたいという思いが芽生えたようです(笑)
SASUKEに出場したパーキンソン病のJimmy Choiさんの頑張りを知ってから、運動に対してさらに意欲的になっています。いいことですね!!
以前、記事にしました。
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【2017年10月15日現在】
ドパコール配合錠L100(代 メネシット)毎食後 0.5錠
エクセグラン散20% 朝のみ 0.1g
ミヤBM細粒 毎食後
アゴニスト レキップCR錠 2mg 毎夕食後 2錠
(睡眠導入剤)
ルネスタ錠2mg 1錠 毎日寝る前
塩酸リルマザホン錠1「MEEK」 2錠 毎日寝る前
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